8月15日(水)曇りときどき雨「終戦記念日」

 「公約なんて・・・」と放言してはばからなかった小泉首相が、「公約だから」と終戦記念日の今日、靖国神社に参拝した。もし、ドイツの首相がヒットラーの墓にドイツの「敗戦記念日」5月8日に献花したらどうだろう。戦争で犠牲となった人に瞑目するのであれば、他の方法はいくらでもある。一国の首相が「心の自由」を大声で言って、侵略戦争指導者の霊に頭を下げる。相手側の心を推測することができない。「想像力の問題」である。小泉首相になってから、さまざまな分野で無責任な政治、企業・・・の姿が現れ、かつ誰も責任をとらなくなった。「ヘラヘラといいぬける」。「人生いろいろ・・、会社もいろいろ・・・」と、彼はテレビの前で言い放ったのだから。ほんとうに情けないことだ。恥ずかしいことだ。

 映画『ユナイテッド 93』を観た。2001年9月11日の同時多発テロのときに、ハイジャックされた4機のうち、唯一、犯人の「目的」を果たさせなかった旅客機の乗客の「最後の闘い」のドラマである。勇気を奮い起こしてハイジャック犯と闘って操縦を奪い返そうとする乗客の人間ドラマであるといえるのだが、そっちょくのところ、危機管理を問うような物語になっていることを危惧する。もっとテロに備えて警備や軍備を充実すべきというような・・・。

 戦後日本の再出発の初心が失われていくのではないかと思うこのごろ。

 笠井さんと11月11日公開研究会のチラシを作った。少しアニマシオンの考え方を整理して提起していくような集会にしたい。