数年前になるが、千島・森下学説に偶然出会った。
・血液は骨髄ではなく腸でつくられる。
・細胞は赤血球が変化したもの。
・輸血は危ない。
・骨髄移植は危ない。
・癌は摘出すべきでない。
等々。
現在医学の常識と全く異なる学説である。
詳しくはないが驚愕である。
妻は人生の殆どを再生不良性貧血と付き合ってきた。成分輸血は数限りないほど行った。
数度骨髄穿刺を行って、造血機能を診断した。骨髄移植が最後の治療として行われるようになった頃は既に年齢が適合しなかった。
私は、胆嚢癌と大腸の上行結腸部癌を患い、それぞれの部位を摘出した。術後10年を迎えるが今のところ転移はなく生きながらえている。
しかしながら、近年漢方医から支持する声が上がっているらしい。
輸血をしなければ妻は発症時死亡していたかもしれない。大腸癌はステージ3でそのまま放置しておればどうなったか分からない。
輸血を止めるつもりもないが、病院へ行くと検査づけと処方される薬の量は半端な量でない。病院の利潤追求姿勢を垣間みられなくはない。
千島・森下学説は不可解な学説ではあるが、気になっている。