『パーマネント野ばら』で気になっていた
吉田大八監督作品。
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』
本谷有希子の漫画をもとにした映画です。
いやいや、ツッコミどころ満載!
永作が演じているマチコ、お人よしすぎ!
永瀬演じるお兄ちゃん、女に弱すぎ!
サトエリ、いろんな意味でおもしろい!
妹、危ない!
サトエリの演技が
ずーっとぎこちなく見えて
下手なのかな…?と思っていたんだけど
映画の終盤、妹の
「おねえちゃん、おもしろすぎるよ」
あたりの言葉ですべて合点がいきます。
人間の浅ましさ、弱さ、もろさ、
怖さが痛快に描かれている。
吉田大八監督、
なんかすごいぞ。
私はこの監督の「間」の取り方とか
セリフの挟み方とかが好きかも。
マチコが変な人形を作りながら
変な歌を歌っていて
「わ~この歌耳に残る~!もういいよ~!」と思ったところで
すごくいいタイミングで
サトエリの「その変な歌やめてくんない?」というセリフが入る。
観ている私は「よくぞ止めてくれた!」と思ってしまう(笑)
なんか、そういう共感?というか
映画との関わり方ができて
おもしろいのですよね、この監督の映画は。
『パーマネント野ばら』のときも
そういう感覚があったような気がします。
漫画原作の映画をつくるのが
上手な監督なのかなぁ。
今後どんな作品を撮るのか、
気になっています。
本谷有希子の漫画や本も気になった。
でも、気分が合わないときに読んだら
自分のテンションがおかしな方向にぶっ飛んじゃいそうだな(笑)
