同じ様なことを書く方がいらっしゃるのですねぇ | ぶっちゃけ税理士・岩松正記のブログ

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仙台市の税理士、岩松正記が書く、起業・ビジネスネタを中心に、ときどき読感やセミナー感想など。
山一證券の営業、アイリスオーヤマの財務・マーケティング、ベンチャー企業の上場担当役員等10年間に転職4回と無一文を経験後に開業。
モットーは「一蓮托生」

こんにちは。仙台のぶっちゃけ税理士、岩松正記です。

本来は昨夜行った講演のことをブログに書かなければならないのですが、
twitterのフォロワーさんから面白いことを教えていただいたので
早速ネタにさせていただきます。



拙著「経営のやってはいけない!」p.52に
「『失敗してもいい』はウソ」という一節があります。

ちょっと長いですが、ここに全文引用します。
 *クロスメディアさん、著者だからいいですよね?ダメ???

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起業や新規事業の支援をしている人がよく使う言葉に「失敗した方がためになる」
とか「失敗を経験した人の方が他人の痛みがわかるから成長できる」といったもの
あります。しかし、断じてそんなことはありません。失敗などしないにこしたこと
ないし、本当の実力者は失敗などしません。と言うより、失敗しないように行動
する
のが普通で、失敗していいなどと無謀なことをするような人が事業に成功する
訳がな
いのです。

成功する人は皆、数少ないチャンスをモノにしている。よく言われる逸話で「幸運
の神様には前髪しか無くて、こちらを向いている時にその前髪を掴まないと幸運
はつ
かめない。神様が後ろを向いてしまうと髪が無くてもう掴めなくなる」というの
があ
りますが、正にその通りだと思います。

この次がある、この次があると思っている人には、二度とチャンスなんて
来やしま
せん。キツイ言い方をすれば、そもそも「失敗してもいい」なんて
言うのは、始めか
ら失敗した後、自分を慰める言葉を考えているからに
過ぎません。
「試合やる前から負けると思うバカいるかよ!」(アントニオ猪木
氏談)なのです。

ここぞ! と思ったときはやらなければならない。でも、勇気は必要でもそれが蛮
勇ではいけない。チャレンジの結果、致命傷になったとしても、誰も助けてくれま
ん。

失敗しないために、他人の失敗経験を学ぶのは非常に役に立ちます。ただ
その場合
に注意しなければならないのは、自分も失敗した、でもこれで立ち
直った、だからあ
なたにもこれを勧めたい、といったような勧誘をしてくる者が
いるという点です。事
業経験の浅いうちは、変なのに引っかからないよう気を
つけなければなりません。

誤解してはならないのは、そもそも「自分はこんな失敗をした、でも立ち直った」
と言っても、それは実は致命傷でなかったということです。本当に大変なことに
なっ
ていたならば、その場にはいません。もちろん、何でもこんな感じに斜に
構えて人の
話を疑ってばかりいるのも気が引けます。それでも自己防衛はし
なければならないの
で、この当たりの微妙な見極めは重要ですね。

いずれにしても、「失敗」はしてはいけません。失敗は自分だけでなく、取引先
顧客にも迷惑をかけます。だから、絶対に失敗しないようにしなければなら
ない
やしくも「失敗した方がいい」などと言ってはいけない。絶対に。

 *読みやすいよう、一部改行しております。
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さて、次のリンク先をご覧ください。

ウェブ魚拓(キャプチャ画像の一種ですね)
http://megalodon.jp/2012-0303-1419-01/ameblo.jp/k-hotline/entry-11176489786.html 

現在の状況
「失敗してもイイ」なんて思ってませんか?
http://ameblo.jp/k-hotline/entry-11176489786.html 



まあ、世の中には同じようなことを書く方がいらっしゃるのですね(笑)

権利関係に詳しい弁護士さん等で私とお付き合いいただける方が
いらっしゃったらご連絡下さい(笑)


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