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『これからの美容師に必要なもの』

今の時代、美容師に必要なものを考察します。

向上心のある若手美容師さんは必読です。

すべての物事には〝仕掛ける側〟と〝動く側〟というものが存在するのを、意識したことはありますか?







先日、


脳神経学の分野に詳しい友人とお酒を交わす席で

ある話題について考えさせられました。




それは



『人間の人格は遺伝子に由来するのか?環境で決まるのか?』





その友人は

私などと全く比べれない程、頭がきれる博学者なので


(詳しくは省略しますが)
すでにハッキリとした解答をもっていました。



その答えは『環境に依存する』ということ。



この事は脳神経科学で証明されているそうです。






学歴。

仕事ができる、できない。

性格。

考え方。

能力。

伸びしろ。

モチベーション。




それらは、その人が今までに経験してきた時間や環境に依存しています。










そこで私が考えるのは•••





経営者様はもちろんのこと、


店舗や部署を任せられている立場の方、


または部下を教育する立場の方。



そのすべてにおいて、


部下(あるいは、顧客)の人格、すなわち


個の能力潜在的モチベーション


環境を与えることでコントロールする。



それが、〝仕掛ける〟ということ。











ではそのコントロールしたい対象に良い結果をださせる『環境』とは、何か?




それが〝仕組み(システム)〟です。







環境とは、(超自然的なものを除いて)

人がつくるものです。


その環境を意図的につくって、仕掛けるのがシステム








つまり、


システム(仕組み)無しに、
「個人の純粋な能力」のみに頼る経営、店舗運営、教育をしていくことは無謀だということです。


無謀だというのは、結果の検証や反省が不可能だということです。





結果の検証ができなければ、


次の行動も無駄に終わります。


よって、『仕組み』というものが必要。







一般的には、その仕組みよりも『行動』や『プロセス』のみに焦点を当て、


結局は個の能力の差に頼ることになり、


〝仕掛ける〟という考え方ができていないのが問題。



やはりその〝仕掛ける側〟に立ち、


『仕組みを考える脳』に切り替えるのが


成功への一歩なのではないでしょうか。








人を動かして、理想の結果を生む。



これには必ず仕組みを考える脳が不可欠です。














PS.
今回の記事に関しては、特にこの考え方に至るには、数名の経営者様からのアドバイスとお話から得た、私自身のアウトプットでもあります。
独自の解釈での理論展開ではあります事を、お許し下さい。





渡 洋輔
あなたのお店のアシスタントは、どのような勉強をしていますか?



今回、タイトルでは『教育について』と書きましたが


教育とは『教え、育む』という認識のもとに、


優れた教育者は特に〝育む〟という事に重きを置いて、部下に働きかけをします。





①「教えるべきこと」を

②「理解できること」に変換し

③「疑問の種」を植えつけ

④「自ら学ぶ姿勢」をつくらせ

⑤「結果」をださせる。




ここまでが、教育なのです。


多くの人が、①で止まってしまっています。


自分が教えたいことを、自分が教わったやり方で、教えようとします。


そうではなく、


個々の理解度に合わせて内容を変換する作業が、まず必要。



そして、



答えを自ら導き出すための疑問を投げかけ、考えさせる。


考えた結果に得ることができた答えというものは、達成感を与えます。





達成感というものは自ら学ぶ姿勢をつくるのに最適です。


人間の脳というものは、1度得た「快感」を何度も繰り返し求めるものです。


脳の求める「快感」というものは、


達成感・やりがい・評価からの喜びなどの、行動から生まれる対価


すなわち、


その〝行動を促す〟のが教え育むというものに繋がるのです。



最後の「結果を出させる」というものが、まさに教育の目的。


部下に結果を出してもらうのではなく、

部下に結果を出させるのです。







とまぁ、皆さんはそこを色々と試行錯誤するわけですが



あまりにも私たち美容師という業界は、


部下本人の能力にまかせきりになる傾向が強いので


そこに至るまでのベースというものをしっかりと作ることの重要性は


常に意識しなければいけません。














ちなみに、




私が自社のスタッフに教育をする時のひとつのツールとして利用している、あるWebサイトがあります。


これは主にアシスタント~初級スタイリスト向けの勉強ツールです。


〝勉強する時間〟というものを作ったり、

〝高価な本を買って読む〟という事をしない部下にとって、

大変なじみやすい、かつ便利なサイトです。



今までのスタッフ教育には無い、あらたな視点でのツールです。


良ければ利用してみてください。







渡 洋輔  
さて前回は、女性部下と上手くつきあうためには、まず男性の特長を知らないといけないということを説明しました。



それを理解した上で、

お互いの価値観を尊重し合えるやり方での女性の扱い方を考えましょう。





男性上司は一般的に、仕事の実績や役職、数字などをステータスとし、

それを判断材料に仕事の質を判断しがちです。


確かにその判断は間違ってはいません。

売り上げをあげている人の実績を評価するのは当然のことですし、その過程をも評価することも然りです。

これは男女関係なく通用するものです。



しかし、この実績を判断材料に『この人についていきたい!』と思わせるのは別物です。



特に女性は上司の普段の行動ふるまい方に魅力を感じるのです。


男性は仕事や組織についていくのに対して、女性はあくまで人柄についていく傾向が強いと言えます。











例えばダメな例として、


*身だしなみに不潔さを感じる

*生活がだらしない

*プライベートが充実していない

*好き嫌いによるえこひいきがある

*理屈っぽいこだわりや説教が多い



これらは男性にとっては意外に重要視されにくい項目でもあります。

男性にとって実績さえあればこれらはどうでも良いことに分類されやすい。




あらためて項目として挙げれば、

例えば身だしなみくらいキッチリしていて当たり前と思われがちですが、


そこには確固とした女性目線の基準があり

男性の意識外の領域で、好感度の判断材料とされます。











気をつけないといけないのが、

かわいい子には優しいといったような接し方の区別には特に敏感。


これは私自身わかってはいても、中々ですが•••笑


男性自身にその気は全くなくても、女性は敏感にそういった部分を察知します。








このような〝平等さ〟というものは女性部下と良い関係を保つのに、無くてはならない要素といえるでしょう。


女性は男性よりも特に全体の調和を大切にするので、

特定の人物を気にかけたりする事に嫉妬心を抱きやすいです。



なので、男性上司はこのような平等さは常に意識すべきであり、


仕事の成果などを公平に評価することが必要です。




平等さは、誰もが等しく与えらた権利。

公平さは、偏りなく評価や判断をすること









最後に、

勘違いしてほしくないのが、

これは女性に気に入られようとする考え方ではなく、

あくまで〝上手く部下を信頼させる〟考え方だということです。



女性に媚びるのではなく、上手く付き合う方法をとりましょう。















渡 洋輔