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今回の《Danse de l'espoir》の目玉作品は…

東京バレエ団でソリストとしてご活躍されていた

《松下裕次さん》振付の新作
『あなたが遺したもの』

このタイトルだけで、心掴まれる何かを感じませんか🍀

この作品について、松下さんと井脇に話を聞きました

井脇

このタイトルを聞いた時、私は未来を感じたの。

これまでの自分にできた事はコレだから、

ソレを残す、伝える…と言うよりも、

未来の人たちのために、

今から自分に何ができるのだろう？って

松下

いや正にそうなのです。

僕たちは先人たちが遺してくれた大切なものに加え、

よりポジティブなものを後世に伝えたい。

戦争や利己的な考えなど、遺したくないものは

捨てていかなくてはならないと思っています

井脇

リハーサルを見学していたら、いつの間にか心を掴まれ見入っていました。そして本番までのあと1ヶ月で、作品はどこへ向かっていくのだろう？と思って、ワクワクしました

松下

僕は今回、創りながらワクワクしていました。

IBCのダンサーたちは、チームワークが良いのでフィードバックがあり、創作作業もスピーディーで…

井脇

ほんと？嬉しい！

松下

はい。初めての現場でもこんなに上手くんだ？

と驚きました。

“舞台に立つんだ”というパッションを感じるので、良い作品を創らなくては🔥と気合も入りました。
表現したい完成形に近づいていると思います

井脇

作品創りに入る前に、ほぼ1ヶ月かけてWSをしてもらえたのは、ダンサー達にとっても幸運でした。

チャンネルを合わせる時間があり、真っ向から挑めたのではないかと思います。

お客様とIBCのダンサーたちに一言お願いしたいです

松下

お客様の貴重なお時間を頂戴して観ていただくのですから、エゴ丸出しにするのではなく、客席と舞台でのキャッチボールをしたいと思っています。

何かしら問いかけられたらと思います。
僕がIBCの皆さんには“遺す言葉”として、いつか皆さんがこの世を去る時に、この作品を踊った事を思い出してもらえたら…と思います。まだまだ先の話ですが

井脇

ありがとう。

私たちにも東京バレエ団で踊らせてもらった、宝物のような役もたくさんあるものね？後輩たちが踊り継いでくれている事はとても嬉しいです。
先人から受け取り、それを素晴らしいものとして後人へ遺す。そんな舞台にしたいですね

お2人ともとても穏やかな語り口調で、

落ち着いてお話しして下さいました☺️

雑談になると、共に歩んだ東京バレエ団の思い出話が飛び出して、当時の芸術監督の溝下司朗先生とのエピソードになると、声を上げて笑う場面があるなど、とても強い絆を感じました😌💞

リハーサルの様子は、また今後も動画などでお伝え出来ればと思いますので、楽しみにしていて下さい❣️

今日は松下さんと井脇の2ショット写真をお見せします📷

これを撮った後で松下さんが
「緊張した！幸江さんと2ショットなんて初めてかも😆」

と言うと井脇は
「そうだね！初めて撮ったかも😱」と

バレエ団の先輩と後輩が、今は芸術監督と振付家
年月を経てこのような素敵な写真が撮れて、羨ましいなと思いました🥰💕

『あなたが遺したもの』
音楽は
Sigur Rós「Ekki múkk」「Dauðalogn」「Varðdeldur」 Jónsi＆Alex「Hapiness」

心に染み入る音色です🎵

ますます楽しみになりますね🌈