マリオ・カヴァラドッシ役の
安村圭太くんと
2人だけの自習リハーサル
みっちり4時間かけて
小さな違和感を
しらみつぶしにしていきました
外から見たら変わりない事…
かも知れないけれど
2人の間では大きな違いだったり
何となく出来てる風…
だけど、実はお互い
我慢し合っていた事に気付いたり
そんな些細な部分を
相手が納得するまで
自分がしっくりくるまで
繰り返し練習しながら
「2人の共通の正解」
を見つけていく…
地味な作業でした
本当に小さな事でも言葉にして伝え
共に探していく事で
踊りやすさが格段に上がる
プロ同士だから
誰かに教わるのではなく
自分たちで見つけていく作業が
とにかく楽しかった
どこまでも、いつまでも
追求して行きたい私
とことん着いてきてくれるし
連れて行ってくれる圭太くん
これは得難い
真のパートナーシップを
築ける人に出会えたのかも知れない
まだ未知の部分が沢山あるけれど
この人の内面を冒険してみたい
『TOSCA』という物語の性質上
上手く組めれば良いと言うものではなく
マリオとトスカの気持ちの交錯が
視覚化されなければ伝わらない
その深い部分に触れ合えた
リハーサルでした
これを
ダンサーとしての至福
と言います
まだ、気持ちのやり場の実験中で
演じながら本気で泣いてしまうから…
この作品の流れの中で
音楽の中で
【バランス】の良い部分を
見つけて行きたいと思います
振付家、竜太くんの才能を感じながら
濃い時間を過ごせました
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