つづきです
【マイムと演技】
バレエで使われる基本的なマイムと
貴族、娘、お姫様、
それから悪魔の歩き方をやりました
実際の演技については
ジゼルとバチルド姫に扮して
会話をしていただきました
IBCの『ジゼル』がまだ脳裏にあるので
皆さん役に入り込むのに時間は不要なようでした
感想は…
「マイムを習うのは初めてでしたが、演じるのがとても楽しかったです」
「演じる役のバックグラウンドを想像するのが面白かった」
「間、が大事だということが良く分かりました」
など
例えマイムがなくても
踊るということ自体が
演技(表現)の手段になります
役作りの方法や音楽の感じ方
見せ方など、もっとお伝えしたいことがあるので
この講座も、また改めて行いたいと思います
【ポアントで小品を踊る】
以前発表会で衣装として使用した
オリジナルのスカートを付けて
3日かけて、全てにアイロンをかけたのも
すごく大変だったけど
蘇って嬉しい
基礎練習のあと
私の振りつけた小品をお一人ずつ
しっとりと踊ってくださいました
ポアントを履いて
クラシック作品のバリエーションを踊るのは
ちょっとハードルが高い
という方のために創った作品でしたが
「この作品ももっと踊りこんでみたい」
「ソロを踊ったのは人生初!でも楽しめました」
「レッスンだけでは出てこない動きや手の動きも新鮮でした」
という声が多く
次の講習会でもまた踊ってもらおうかしら?
と考えています
【コール・ド・バレエ】
『白鳥の湖』第4幕の冒頭のシーン
群舞とはいえ、かなりハードな振付です
おなじみの白鳥のポーズも
日を重ねる度にサマになっていきました
3日間かけて
中学生からおとなまで
一緒に練習する機会は貴重でした
私は踊りのリハーサルの時
「自習時間」を設けます
群舞は、全員の心が合わさらなければ
美しい踊りにはなりません
私の注意を、全員が守れば揃う…
というものではありません
一緒に踊る仲間たちが
「ここはどうする?」
「ココが合わせにくいよね」など
自分たちでやりにくいところを言い合えて
アイディアを出して試してみる
そして合わせたいと思う心が育つことが
非常に大事です
たった1人でも
「私は守れているから問題ない」
と思ったら、そこでおしまい
みんなで気持ちを合わせるから
踊り甲斐があって、終わった時に感動を味わえるのが
コール・ド・バレエの醍醐味
それを感じることが出来るのは
…踊ったことのある人だけ
みなさん
「すごく大変だったけど何とも言えない満足感がありました」
「コール・ド・バレエを”習える”機会は少ないのでとても貴重な体験でした!」
など、大変だったからこそ味わせる感動を
しっかりと感じてくださったようでした
そして…【ワイン会】
5日間、最終講座のあと
じっくりとバレエの話が出来ました
それぞれのバレエの環境や
日々疑問に思うこと
バレエの何が好きなのか…
初めまして!の方とも笑顔でお話することが出来て
とても有意義でした
「このワイン会も講座になりますね」
と、喜んでくださり
私もみんさんとのコミュニケーションが
とても楽しかったです
次は年末に
というリクエストが大変多く
12月29日、30日、31日
あたり…企画しようと思います
今回ご参加くださった皆さま
本当にありがとうございました
アンケートにもいっぱいの感想をいただき
メールでも改めて感想をお聞かせくださり
とてもうれしく、励みになりました
是非また、会いましょう
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