東京バレエ団で
初めてのソリストは
『くるみ割り人形』のアラブ
でした
大人っぽく踊るには
どんな眼差しで客席や
パートナーを見たら良いか?
「色」で考えてイメージしていきました
芸術監督への年賀状に
その色を使って
年始の挨拶を書いたのを
覚えています
そして2番目にいただいたのは
『白鳥の湖』のスペイン
先ずは先輩から直接振りをうつしてもらい
(当時はビデオを見る事は教師に対して
失礼な行為…とされていました)
とにかくサマになるべく
鏡の前から離れられない状態に
そしてリハーサルでは
首の角度
目線の位置
身体のねじり方
腰の落とし方
歩き方…
たくさん、たくさん
芸術監督から
言葉(愛)で教わったことは
今でも宝物です