今回はたった2日間という
短い講習でしたが
キューピットのVaを練習しました
どの作品の、どんな場面なのか？
皆さんちゃんと理解してから来てくれました
今回は、IBCバージョン
双子の天使になってもらいました
先ずは身長順に並んでペアを決め
振付を覚えるのも踊るのも、仲間が居るよ
と
と
初めまして、の仲間と一緒に踊るって
ドキドキしますよね
先ずは名前を教え合おう
というところからスタートしました
でもさすが
バレエが好きで
踊りたくて集まった子供たちは
すぐに打ち解けて
キャッキャと大急ぎで
振付をどんどん覚えていってくれました
バリエーションを踊ること自体が
初めてという方から
キューピットを踊ったことがある
という方まで居ましたが
みんなで助け合って
練習をしている姿は
とても温かく美しく可愛かったです
2日目は、保護者の方に向けて発表もしました
でもその前に…仲間同士で予行演習
舞台に出てくるところと
踊り終えたあとのレベランス、はけ方まで
これもかなり時間をかけて練習し
「踊るってね
その準備と踊り終えた後のマナーも
とっても大事なのよ」
「踊りは上手でも、お辞儀の姿勢が悪かったり
まだ見えているのに手を下ろしたり
だらしないと、お客様がガッカリしてしまうの」
「楽屋も一緒で、自分だけ荷物を広げたり
お洋服や衣装がきちんと片付けられないと
踊りもどこか、だらしなく見えてしまうものなの」
と説明しました
本番は、髪飾りだけ付けて踊りましたが
髪飾りを付けただけでも
子供たちの表情はまた一段と明るくなり
とっても嬉しそう
その時だけ「楽屋」となった
洗面所にはピンと髪飾りだけを置き
「みんなで付け合ってね？」と任せると
子供たちだけの空間となった「楽屋」は
何やらもそもそごそごそと…楽しそうでした（笑）
本番は、保護者の方々に前に座っていただいて
二人ずつ出る所からはけるところまで
とてもしっかりと踊りきっていました
普段のレッスンを見学できない保護者の方にも
見ていただくことが出来て
写真やビデオを撮ったりしながらも
目を細めていらっしゃいました
お顔は伏せていますが
何となくみんなの嬉しそうな顔が
見えてきますよね？
終わってから、保護者の方々の前で
感想を話す時間を設けました
「これまで1人で踊る事はあったけど
今回は2人で踊ってみて、
難しく感じる事もあったけど、
一緒に踊れるって楽しいと思いました」
と、相手が居て自分が居るということも
感じてくれたようで
とても良かったと思いました
バレエは先ず群舞です
その先にソリストとなり、やがて
1人で踊れるようになっていくもの
この間にたくさんの人と協力し合い
主役の人を影で支えるという喜びも味わいます
だから、1人で踊るようになった時には
周りへの感謝も身にしみて感じるものなのです
コンクール流行りの昨今ですが
「バレエ＝1人で踊るのが当たり前」
ではないことは
我々教師がきちんと指導すべきと思います
今回はたった2日でしたが
みんな心が通じ合えたように感じました
またどこかで会えることを願って
それぞれの場所で頑張って欲しいです
みんな、元気でね
フォローお待ちしています
