「若いからきれいなのではない」
「強い心」も育てていきながら
と、良くダンサーに言います
でも昨日「若さが美しい」
と思えるステキな舞台を観てきました
新国立劇場 研修所の公演
舞台に立てる喜びに満ち溢れ
とても幸せな気持ちにさせてくれました
今後の皆さんの成長を
見守っていきたいな
と、思える
とても良い舞台でした
最後、卒業生はマイクを持ち
今の気持ちを言葉で伝えるのですが
みなさん、落ち着きを持ち
自分の言葉で、しっかりとした口調で
感謝と希望を述べていました
プロポーションに恵まれ
テクニックをどんどん吸収し
心も成長していく若い世代が
この先の、プロダンサーとしての生活に
大きな希望と期待を胸にしています
彼らが、この日本で
プロダンサーとして誇りを持って
活躍していかれる事を
切に願いました
その輝く笑顔が曇る事なく
舞台で華やかに咲き続けるためには
コツコツ、コツコツ
指導者の言葉を大切に
地道に努力するしか
方法はありません
少し、経験が増えてくると
「自分の意思」も出てきます
理不尽だと感じる事も
出てきます
そこでは「〜すべきだ」
「〜はおかしい」と
意義を唱えたくなるかもしれない
でも…
ダンサーは
お客様に豊かな時間を
過ごしていただくために
育ててくれた方
見守ってくれている方
応援してくれている
たくさんの方の心に届く踊りをする事が
何よりも大切です
それで笑顔が曇るのを
人のせいには出来ません
笑顔を輝かせ続けられるように
この先も、淡々と心と身体を
磨き続けて欲しいなと思いました
研修所では
様々な事を教わる機会が
たくさんあったと思いますが
プロダンサーになったら
自分から学ぼうと目を見開き
心を柔らかくしておかないと
いつでも止まれてしまいます
逆を言えば
いつまでも、いつまでもいつまでも
成長できるのが
プロダンサー
ステキな素敵な未来が待っていますように
