昨日観た舞台は
 
花柳流四世宗家家元
花柳壽輔さん傘寿の会
“我が舞の道”
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出演されたのは花柳壽輔さんのほか
坂田藤十郎さん
坂東玉三郎さん
淡路千景さん
朝丘雪路さんや
 
宝塚歌劇団
そしてバレリーナが教えるバレエのコツ~井脇幸江バレエスタジオ-aka_bikkuri.gif東京バレエ団男性陣など
 
花柳壽輔さんの80歳をお祝いする会でした。
 
 
壽輔さんは、被災された方々のことを思い、上演をすべきか否か大変迷われたとのこと。
しかし、舞台に上がる者として、こういう時にそこ人々に夢を観させてあげたい…と、上演することを決意され、復興支援チャリティー公演として幕があがりました。
 
私は、西洋芸術であるバレエの世界に居て、「人間の持つ美しさ」を心地よく体感していますが、昨日はその舞台から、日本人特有の“間”に、心を奪われました。
 
これは、熟練された方々にこそ宿る“光”となって、強烈にまぶしく光って見えました
 
特に、壽輔さんと千景さんの演じられた「あやめ」は、お二人が手を取り合ったり、目線を合わせられる度に、胸がきゅんきゅんと高鳴る感じバレリーナが教えるバレエのコツ~井脇幸江バレエスタジオ-emojiD_02_004.gif
 
素晴らしい瞬間を観ることができましたバレリーナが教えるバレエのコツ~井脇幸江バレエスタジオ-aka_bikkuri.gif
 
 
バレエ団男性陣が演じた「THE KABUKI」の討ち入りも、いつもにも増した緊張感が伝わり、堂々たる存在感でしたバレリーナが教えるバレエのコツ~井脇幸江バレエスタジオ-emojiF_02_001.gif
 
東京バレエ団と壽輔さんのご縁は、1986年の「THE KABUKI」初演の時依頼で、ベジャールさんの片腕となり、ダンサーたちに歌舞伎の所作を指導して下さいました。
 
 
今や日本のバレエ界は、西洋芸術を真似る…という時代ではありません。
 
日本人の美しさ、間合い、内側に秘めたような品ある賢さ…というものを、日本バレエの独自のメソッドによって発揮されていると思いますバレリーナが教えるバレエのコツ~井脇幸江バレエスタジオ-emojiD_02_008.gif
 
 
壽輔さんはバレエ、宝塚などジャンルを超えて日本の美を世界に伝えていらっしゃいます。
 
 
9月の発表会を前に、舞台を作る側としての目も持って舞台を拝見しましたが、私もジャンル分けにはあまり興味がないので、生徒たちがそれぞれの光を放つことが出来るよう、構成してみようと思いましたバレリーナが教えるバレエのコツ~井脇幸江バレエスタジオ-emojiD_01_057.gif
 
 
壽輔さん
80歳、おめでとうございますバレリーナが教えるバレエのコツ~井脇幸江バレエスタジオ-03_jap_2.gif
 
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