重心はどこにあるべきか?

・・・どこだと思いますかはてな5!


ズバリ 「内くるぶしの真下の、足の裏ど真ん中よりも、ちょっと内側


です。指ではありません。


ということはもちろん、足の指はリラックスできます。

踏ん張りません。

かかとがふわふわと浮いたりもしません。

「すぐにルルベ出来るところにバランスを」なんて、実際やってみれば分かりますが、これが「筋トレバレエ

足は太くなります。


内くるぶしは丸い骨が付いているのではなく、スネの骨(脛骨)の下の部分の形が丸いだけ。

スネの骨の隣には、寄り添うようにか細い骨(腓骨)があります。


今、膝から下に意識を集中させてみてください。

骨が2本あることを、感じてください。

スネは触れますね?


私たちは、その骨1本で立っているのではありません。

か細い腓骨(ひこつ)が、外側に寄り添っています。

そのか細い骨に、重心が行っていませんか?(小指バランス)

これではO脚に見えてしまい、センターを感じられませんし、腓骨(ひこつ)付近の筋肉が体重を支えなければならなくなり、骨のように硬くなります。

これは大変です。


脛骨(スネ)は、足の真ん中よりも少し内側にあります。

ということは、足の真ん中に重心を持ってきても、まだ外側にかかっていると言えます。


では次に、内くるぶしを触ってみてください。

文字通り、内側にあります。

スネももう一度触ってください。

さっきは真ん中の骨!と思っていたと思いますが、意外と内側にあるでしょ?


その骨に重心を乗せることで、か細い腓骨(ひこつ)を支えていた筋肉は、楽になります。

体重を支えなくて良いのですから、柔らかくなり本来の仕事に戻れる訳です。


となると、どこに体重を落とすのが一番筋肉に余計な力が入らずに済むか?

・・・お分かりですね?そう、脛骨(けいこつ)の真下。

すなわち「内くるぶしの真下の、足の裏ど真ん中よりも、ちょっと内側」です。なっ・・・なんと!


そこを意識すると、「股関節」と思っていた場所が、真ん中に寄ってきませんか?

そこが本来の股関節の位置です。


バレエをやると「がに股」になる・・・なんて言われた時代もありますが、重心が正しいダンサーは、異常なほど足を開いて歩いたりしません。

美しく歩きますアオキラ

指を外に開き、左右にゆれながら歩くのがダンサーらしいと勘違いしないで下さい。

美しいダンサーは、歩き方も美しいのですらぶ②


重心が正しくなると、脚の形は変わります。

当然です。

骨格だからとあきらめないでください。


「力を抜いて立つ」の真意はここにあります。


①心身をリラックスさせ

②「腸腰筋」を動かし

③重心が分かったら

・・・バレエは相当簡単になります。

美しくなります。

踊ることがもっと楽しくなります。

歯を食いしばらなくなります。

ガマンをしなくなります。


大人からバレエを始めた方は特にひらめき電球

ポジションを覚え、パを覚え、足が開かないとなげき、ピルエットに気を取られてイライラしないでください。


先ずは深呼吸。

思いっきり体をゆるめてみる。

意識して体をゆらしてみる。

重心の位置を確認する。

・・・そこから始めてみませんか?


私のスタジオの初心者クラスは、ここまでに時間をかけます。

みるみる、きれいになられます。

そろそろ、NEW新しい車・・・じゃなかった新しい身体に、乗り換えませんか車

取り扱い説明書は、私が読み上げますのでご安心をドキドキ



バレリーナが教えるバレエのコツ~井脇幸江バレエスタジオ-emojiF_04_008.gifバレリーナが教えるバレエのコツ~井脇幸江バレエスタジオ-emojiF_07_035.gifバレリーナが教えるバレエのコツ~井脇幸江バレエスタジオ-emojiF_07_031.gifバレリーナが教えるバレエのコツ~井脇幸江バレエスタジオ-emojiF_07_021.gifバレリーナが教えるバレエのコツ~井脇幸江バレエスタジオ-emojiF_07_019.gifバレリーナが教えるバレエのコツ~井脇幸江バレエスタジオ-emojiF_07_015.gifバレリーナが教えるバレエのコツ~井脇幸江バレエスタジオ-emojiF_04_008.gif