いわき ひでゆきのブログ

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30日の『越後風神祭り』のプロ部門(1700開場)の前の時間(12001500)をお借りして、ジュニアの部門の試合の選手募集とマッチメイクを受け持たせていただくことになりました。

ジュニアとアマチュアの部が行われますこの部門を担当できることを嬉しく思います。

 

よく「Q.プロとアマの違いは?」⇒「A,試合をしてお金を稼ぐのがプロ。仕事をしながら趣味で続けて、お金を払って出るのがアマ(もしくはアマの試合)」という見解が大半かと思います。

皆様はプロボクサーの大半がライセンスを取得しながらも、アルバイトをしながらジムに通い、数ヶ月(もしくはもっと長いスパン)にようやく一度・数万円?のファイトマネーの試合を組んでもらうのが大半という事実をご存知でしょうか?

プロになっても「それだけをやっていればいい」ところまでいける人は一握りです。

 

資本主義のこの国で生きてゆく以上、何かで働いて暮らしていかなくてはいけません。 生涯を捧げて『道』に生き、『腕っぷし』を鍛えれば周囲から畏怖の念と生活の保障を獲得できるという『侍の時代』は終わり、「それはそれ」とされるのが現代の日本の社会です。

 

プロにしろアマにしろ、「3度の飯を食うため」に何かの形で労しなければいけません。

その手段が、

アマ⇒社会人として労働することで身を立てた上で競技の優先順位をその次とした域で修行をしていく

プロ=一般の人が仕事に費やす時間と労力を競技に向け、ハイレベルのパフォーマンスを見せることとそれを更新・ 継続してゆくことを自らに課すことを職業として選んだのがプロ

 

自分自身の選手時代を振り返るとアマとセミプロの間を行ったりきたりしていたような…

 

いずれにせよ、「他のことを考えなくても良い=競技に頭っから突っ込みたい!」という『競技者の願望』と、社会人として見ても後ろ指を刺されない『一端の暮らし』(収入がある)ことの天秤を揺らしながら『おとしどころ』を模索して選手は生きていると思います。

 

試合とお金の関係をザックリ言うと、どんな大会も(規模や演出の大小はありますが)会場を準備し、審判他、運営に人手が要りますから会費を集めなければ成り立たないのは同じです。

そこで、その開催に必要な費用の分担金を参加費として払うのがアマ。

それ以上のキャッシュフローから還元されるファイトマネーをもらうのがプロ。

とされるのが大半の考えにもなっています。

 

お金を払うのがアマ、もらうのがプロという漠然とした分け方で見られますが、どちらにしても自分の努力の証明・表現の為に試合に参加するという志があれば、『心意気はプロフェッショナル=侍』であると言えるでしょう。

 

 

プロにはその競技にかける情熱とプライドが、

アマにはお金云々を超えたところに価値を見出す高い志がそこにはあります。

 

どちらにしても崇高な、信念を持った生き方・競技との向き合い方をしていれば、自然と見る人の心を動かす試合になることでしょう。

 

プロでもアマでも、大人でも未成熟な子供の試合でも…

かける想いが見てとれた時、人は無意識に拍手を送るのです。

「どちらが強い?」と聞かれれば、「トータルでどちらも強くて愛しい」と答えたい…

そんな熱い格闘技が大好きであります。(笑)

試合観戦時は熱い声援と拍手を贈ってあげて下さい!

 

押忍