驚きの記事を見つけてしまいました。
訪問介護員の求人倍率はなんと15.53です。
面接受けたら即採用になる確率が高い仕事となります。
ただし、注意事項がありますので。
1.採用されてから先輩職員が同行訪問してくれますが。。。。
この点は知らない人もしくは自宅へ行くので、当然顔合わせは必要となります。
介護度が重い利用者は何回か同行訪問してくれますけれど、基本的に2〜3回目から独り立ちさせられるのです。
なので、利用者さんから直接聞きながら覚えていくスタンスとなります。
場合によっては、きつく言われながら仕事をします。覚えるまでの辛抱と言ってしまえば、それまでですが。
2.利用者宅から次の利用者宅までの移動の際、交通費は出ません。
始業時間から就業時間まで勤務をするのことは、他の職種と変わりません。
事業所が持っている車や原付きを使う、もしくは自転車で移動するのが基本的なスタンスです。
身体介護サービス、生活介護サービスをしている時間帯のみ賃金が発生する仕組みなため、
常勤スタッフなら事務所に戻って事務仕事をこなします。この事務仕事も結構大変。。。。
3.老老介護
基本的に若い人は、あまりやりたがらない仕事のため、ヘルパーは50代、60代、70代と
若いとは言えないです。主婦層が多い印象を受けています。
料理、家事、おむつ交換など子育てを経験された方々は、比較的入りやすい仕事内容です。
子育て経験がなくても、もちろんヘルパーの仕事はできます。実際に自分もやっていました(^^)
4.採算が合わない事業
常勤のみでスタッフを揃えれば、すべての利用者のケアは網羅できるけど人件費がかかる。
登録ヘルパーというアルバイトを雇って、常勤スタッフを最小限に抑える運営の仕方もありですが。
とにかく人手が足りないため、ケアマネから依頼を受けても断るケースもあります。
最近はオンコール代行サービスを利用する人もいるようです。
以上が訪問介護の裏話でした。