いわき市内の沿岸部に整備された復興サイクリングロード「いわき七浜海道」が3月28日に全線開通した。
東日本大震災の津波で被災した沿岸部の復興工事で整備された防潮堤。その防潮堤を活用し、更に既存の国・県道、市道を組み合わせて、いわき市内の沿岸部を南北に縦断する全長約53㌔(勿来の関公園ー久之浜防災緑地間)のサイクリングロードが整備された。
サイクリングロードの愛称は公募され、いわきの海岸を指す「いわき七浜」や、白砂青松の海岸線をイメージしやすい、として「いわき七浜海道」に決まった。
■新舞子海岸付近
太平洋と松林、風光明媚な景色を楽しめる。
■サイクリングロード起点 勿来の関公園
コース案内板やサイクルラックが設置されている。
新舞子ハイツなどのサイクリングロード沿道6カ所に「サイクルステーション」が開設され、サイクリングコース等案内、休憩スペース、レンタサイクル貸し出しなどを行う。
東日本大震災の復興工事で作られた防潮堤などを活用して整備されたいわき七浜海道。サイクリングを通じて、白砂青松の海岸や小名浜港など多彩ないわきの沿岸部の景観が楽しめます。そして、震災の津波で被災した沿岸部の復興した様子も見ることができます。