ミニノート

今日は、ミニノートを選ぶために、ビックカメラ有楽町店へ。

今、イーモバイルに契約すると、百円でミニノートが買えちゃうという、一昔前の携帯の販促のようなキャンペーンに乗せられて、です、もちろん。　

軽いこと、容量か大きいこと、ワードが入ってること、後付けでもいいから長時間使用できること。

そのあたりを条件に、選んでいたら、台湾メーカーの一台に自ずと絞り込まれ……。　

そのとき、説明してくれていた、イーモバイルのブースのお姉さんは、こう言ったのでした。　

「これ、すごいんですよ。台湾ブランドだけど、中身は日本で作ってるんです。日本の下請け工場で作ってるから、品質は大丈夫ですよ」　

ん？　ん、ん？　

僕は思わず、聞き返した。　

「日本で作ってるのに、台湾ブランドで売る？。今までなら、逆だっただろうに。パソコンの世界ではもう、日本メーカーより、台湾メーカーのブランドのほうがブランド価値があるってことなの？」　

「うーーん……」

ちょっとためらったあと、わりーとあっけらかんとした口調で、こう続けたのでした。

「でも、このパソコン、世界70ヵ国で売られているベストセラー商品なんですよぉ」

うーーーん(￣～￣；)…………。

イーモバイルは、スタートして二年。たった二年で、百万件の契約をとったという。

その説明をしているお姉さんは、入社一年目だそうな。

日本のエレクトロニクスが、世界を制覇していたという歴史は、この会社にとっても、この若いお姉さんにとっても、もはや過去に属する話なんだろうか。

世界は、ものすごい速度で変わりつつあるのかも………。