「お嬢さんとの結婚を許可してください」と、言われました。 | 岩上安身 オフィシャルブログ powered by Ameba

「お嬢さんとの結婚を許可してください」と、言われました。

デートの食事代は男性が払うべきか否か!?



昨日、長女と、長女の彼氏、次女と、僕とで、ドライブに行きました。 



彼氏が、運転してくれて、箱根へ。 



彼氏と会うのは、これで二回目。前回の顛末も、この日記で書きましたが。。。 



もう、うちの娘と彼氏は、お互いの間では、結婚を誓い合っていて、式の日取りも、来年の五月くらいと、当人同士の間では決めているそうです。 



娘からは、そうした報告は受けているものの、彼氏から、正式な僕への挨拶はまだ。 



昨日は、ただ単に、楽しくドライブに行きましょう、という話だったんだけど、やはりこういう機会を逃してはいけないと、若い二人は、考えてきたようで。 



宮ノ下で軽くお蕎麦を食べたあと、芦ノ湖へ。湖畔のカフェで、ピザを食べながら、お茶をしていたときに、改まった調子で、言われてしまったのでした。 



「お嬢さんとの結婚を、許可してください」と。。。 



緊張いたしました。照れ臭さをこらえるのが大変でした。彼氏も、ガチガチで、娘は真っ赤になって、うつむいていました。 



うん、と言う前に、やりましたよ、お約束。 



「だめぇー、やーだよ!、あげないよーだ」



娘は爆笑、彼氏は半分引きつってました()



で、もちろん、それは冗談。許可するも何も、二人が決めることであって、反対などしやしません。



二人が幸せになれれば、いいんです。



ただ、人生はいろいろあり、人間はだれもが欠点だらけであるけど、喧嘩したり、不機嫌になっても、仲直りしたりして、せっかくのご縁で結ばれたんだから、大事にしてください。いつまでも、仲良く、元気に、互いに理解しあって、助け合い、支え合って、幸せになってください。 



この子は、体が少々弱いけど、僕の大切な娘だから、どうか大事にしてね。返品はきかないよ。 



これからは、僕らも家族だ、末長く、楽しく、よろしくお願いします。  



僕の言葉に、やっと緊張が解けたようで、ガチガチだった、彼氏が肩の荷を下ろしたように、笑顔を見せる。 



お父さんの今の言葉、録音しときたかっな、と娘がぽろっ言う。 



なーに、またいつでも何度でも言ってあげるよ。 



二人が、いつまでも、仲良く、元気で幸せであるように。祈ってるよ。  



あたたかい、空気が広がっていくようでした。 



そば屋では、僕が支払ったけど、このカフェ代は、彼がおごってくれました。



基本、僕は家族や、自分より若い人、女性には、払わせません。自分が払います。当然でしょう、それは。 



でもこの日は、彼氏が、「払います」、といって、さささっと、お勘定をしてくれ、ご馳走になってしまいました。



こういう気遣い、うれしいものですね。 



そこで、新居のためにも貯金にいそしんでいて、マイカーなんて持ってないので、僕から、二人にブレゼント。 



「今日乗ってきた、エルグランド、どう? 気に入った? そうか気に入ったなら、譲るよ。僕から、二人の門出にプレゼントします。よかったら、もらって」 



かなりびっくりしていた二人の、とまどいながの、でも笑顔。喜んでくれて、よかった、よかった。 



これで家族の行事の時には、ドライバーにも困らない。 



幸せがいっぺんに増えた気がする。 



世の男女の皆様も、ここぞというときは、気前よくおごることですよ。 



幸せの分かちあいは、必ずめくりめぐって、自分と自分の大切な人を幸せにしますから。 



ありがたいことです。