私の田舎は、ここ東京から約400km離れたところにある。

両親は田舎で二人暮らし。
ちょうど11月の三連休を使って顔を出した際に、12月に内視鏡検査することを伝えていた。

当然ながら当時血便が出ていることなど、心配するようなことは伝えていない。

私の母方の私の曾祖父、祖父、叔父は癌で亡くなっており、父方の祖父と父は糖尿病で、結局私は二人の家系の悪いところを私は摘まんだことになる。

先日の結果は、やはり気になっていて、母から連絡があった。

結果については、「ポリープと癌は見つかったよ。ただ、初期らしいから切れば大丈夫。もう、近くの大学病院で手術日も決めたから安心してくれ。」

進行癌を初期癌に間引いて伝えた。

間引いても癌という言葉に、電話の向こう側の母は心配そうな様子がうかがえる。

私は、「親より先に逝くような親不孝はしないから安心しろ!」
笑いながらそう言った。

母「ちょっと、お父さんに替わるね」

父親に替わって会話。
「転移だけは気を付けろ。大腸は切れば大丈夫だ。母さんの家系だからなぁ、お前は。」

私「わかってる。糖尿は親父の家系だろ。悪いところが似てしまったな。」

父「糖尿は、母さんもだ」

笑いながらの会話だった。
言葉では互いに笑っていたが、親父も心配げな気持ちが伝わってきた。

50歳を前にして、まだ親に心配を掛ける親不孝者。自分を戒めながらも、これ以上の親不孝は絶対にしたらいけない。

未来の約束事は
自分を奮い起たせるものでもある。