こんにちは、千葉県議会議員の岩井やすのりです。先週末から株価の変動が日本経済を揺るがしています。

 

 

昨日の歴史的暴落から一転、日経平均株価は終値で3,217円も値上がりし、過去最大の上げ幅。とはいえ、先月に記録していた最高値42,224円からは8千円近く下げているところであり、今週はまだ乱高下するとの見方が一般的です。

 

とはいえ、今日の市場の動きを注視していた中で、個人的にはやや安堵感があります。今日も大きく値を下げることがあれば、リーマンショック級の不況に陥るというシナリオが現実味を帯びていた中、そこまでには至らないものと見ているからです。

 

国内企業の今年度の設備投資が20%増、と報じられたばかりですが、日本の実質経済の状況は悪くありません。一時、1ドル160円にまでになった円の価値が、140円台にまで上がってきているのは適正な流れであると思うところ。円安にブレることはわが国のGDP押し下げに繋がるものの、これまで庶民生活に様々な悪影響が出ていたことを考えると、それは致し方ないものと見ています。

 

ここしばらく続いていた、円安・株高バブルが崩壊するのは間違いないと思います。その上で、今回は「通常モード」へのランディングに伴う経済変動であるという風に思っています。