田母沢御用邸のブログ、長々と引っ張っていますがそれだけ見所が多いと言う事でご了承を・・・・(^^;

展望室内

さて3階の展望室、南側は茶室風の数寄屋作り・・・とは言え建築に詳しくない自分にはさっぱり・・・。ただ、御用邸の中でもかなり狭い部屋なのでほぼプライベート空間かと思われます。

これが江戸時代の紀州徳川家の中屋敷に有ったとは驚きですね。

重なる屋根

北側は、控室の様な感じの簡素な作りですが、西側の窓から見える屋根は心地よいリズムを奏でています。

丸窓

両方の部屋を仕切る壁には明り取りの窓が作られていますが、ガラスの模様が楽しくなりますね。

階段

そしてこれっ! 2階と3階の階段は御用邸のなかで唯一手を触れても良い場所です。まぁ、階段が急なので手すりにつかまらないと転落しそうで怖いのですが・・・・。

各階に控えている係員も、「手すりだけは触っても結構です。沢山触って充分に磨きこんでくださいね。」と冗談交じりで見学者に説明していますよ。(^_-) なお、2階と3階の畳の部屋は畳のヘリを踏まなければ歩いても良い部屋が有ります。

板戸

2階に降りた処には、立派な板戸が有ります。この付近はかなりプライベートな空間だと思われます。襖や板戸には美しい絵が描かれています。これらの絵は補修や修復を行わないので、年々色褪せていきますと説明が有りました。御用邸の大部分が国の重文に指定されているのですが、襖絵に手を加えることはできないのでしょうかね。

寝室

2階へ降りたところに天皇陛下の寝室が有ります。この部屋だけは照明器具が付けられていないので、明りは蝋燭に成ります。床の間の前に2本の燭台が有りますが、これが寝室の明かりに成ります。

御日拝所

寝室の東側、やや張り出した処には「御日拝所」が作られています。この部屋は南向きで南側だけが透明なガラスに成っています。この部屋が向いている先には、皇居内にある3神殿が有ります。天皇は毎朝ここから神殿に向かって遥拝するのが日課に成っています。この部屋に限らず、柱や長押、窓枠や襖の枠の黒くなっている処は黒漆で塗られています。

この部屋で不思議な体験をしました。向かって左・・・東側の壁に西向きの床の間が作られているのですが、この場所だけどうしてもカメラのピントが合いませんでした。他の場所では簡単にピントが合ったのですが・・・。不思議です。

多分、床の間には写真に撮られたく無い何かが居るのだろうと考えて、それ以上カメラを向ける事を止めました。このような事は遺跡や史跡では時々有るので気にしない様にしましょう。

御座所

1階に降りると、そこは「御座所」、天皇陛下の執務室です。事務処理等の御公務をお勤めに成る処ですね。

食堂

長い廊下をあちこちと引き回されると、南向きの食堂に出ます。ここは完全に天皇,皇后陛下のプライベートな食堂です。手前に控室が有って侍従たちが食事の支度やお世話をします。四季折々の庭の風景を眺めながらとる食事の味は如何程なのでしょうか?気に成りますね。

浴室

食堂の近くには洗面所と浴室が有りました。でも、浴槽は有りません。これが伝統的な皇室のスタイルだそうです。

皇后寝室

次に南西の方へ歩いていくと、皇后陛下の寝室と御座所がつながっていました。手目の部屋は控室です。この部屋の両側には高級女官たちの控室が有りました。

枝垂れ桜

皇后御座所前の窓からはしだれ桜が間近に見られます。樹齢は400年とか…見頃は4月下旬と言う事です。毎年、枝垂れ桜の見頃に合わせて、2階の皇后学問所が公開されます。これは行くしか・・・。リピーターに成りそうですね。(^^;

内謁見所

そして又ぐるぐると引き回され、途中入室可能な女官控室を見学して、最後に皇后陛下の「内謁見所」に到達します。こちらは北向きなので日差しは少ないのですが、こじんまりとして心安らぐ空間に成って居ます。

これで御用邸内は一通り見学できました。かなり端折っていますが雰囲気だけはつかんでもらえるかな。

また、御用邸内に2か所、見学者向けのトイレが有ります。現在は公園内の施設として公開されているので差し障りは無いのですが、かつて天皇陛下がお住まいに成って居た処なので、トイレの使用も躊躇している自分がいました。思い切って使わせて戴いた後は
気分が高揚してしまいました。(#^^#)
この感覚、父が恩賜のタバコ(菊の御紋入り)を嬉しそうに吸っていた時と同じだと思います。

次回は庭園部分を紹介しますね。

今日はここまでね。また次回の更新でね。(^_-)-☆