授業の初期の初期でやった、シルエットで遊ぶ。

(お題を、筆ペンを使ってシルエットで描く)

なんのためにやったかというと、全体の雰囲気とバランスの感覚を養う。

ためです。いまいち授業がもりあがらず、最近はやってませんでしたが・・・^^;

 

自分の描きたい部分だけ、どうしても力が入ってしまって

全体のバランスが崩れてしまっている場合があると思います。

 

そんな時は、全体のシルエットを描いてから、

細かなパーツの内訳を描いていくというのがオススメです。

 

 

ざっくりとシルエットを塗りつぶします。

コツは、太い筆で塗りながら描くということです。

輪郭をとって中身を塗りつぶすのではなく、

一本の筆で立体を意識してシルエットを描きましょう。

頭の中にある、もやっとしたイメージをなんとなく描き出しましょう。

 

 

パーツの内訳を描いていきます。

ちょっとずつ修正も加えていきますが、

シルエットの雰囲気優先です。

 

 

さらに整えます。

謎の上半身裸のかっこつけにしました。

ポイントは、雰囲気重視で描くことです。

 

 

さらに整えます。服をきせてやりました。

腹筋を強調しているナルシストですね^^

この時も、雰囲気重視!リズミカルに。

なぜか、きっちりした線で描かなくては!と思い込んでる方が多いのですが、

好きなように描いてください。私は、こういう線が好きです(早くていっぱい描けるから)。

 

 

おおまかに影もつけてあげましょう。

影のつけ方も、雰囲気重視。べっちょりと窒息した感じではなく、

ライトに仕上げました。


スタイル良く見えるように、手脚は長く。

小股のキレ上がったコンパクトな尻。

少し大きめの靴でバランスをとっています。

 

シルエットで描いた雰囲気そのままに人物ができあがりました^^

デフォルメもよくきいています。

こういう感じでサッサと描きまくっていると、

生き生きとした線を描けるようになってきます。

そうすると、硬さの抜けた存在感のある絵になったり、

ただのシンプルな立ち姿でも素敵な空気感がでてきます。

 

ぜひお試しください!