今年2021年1月に受けた仏検2級2次試験の体験記を書きたいと思います
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会場は大学。
到着したら受付を済まし、大学の大きい講堂で皆待機。
コロナ禍のため常にマスクを着用することが決まりでした。
試験までの待ち時間は、
・持参した文章をマスク下で口を小さく動かしながら読む
・質問だけを見て頭の中で答える
・音声を聞く
等行っていました。
名前を呼ばれ控室から試験を受ける教室へ移動する際、階段を3階くらいまで登ったのですが、はぁはぁと息切れして体力がなさすぎる💦
息が整う間もなく、階段を登るやいなや教室へ。
息が弾んだ状態で即、Bonjour と挨拶を交わし、Asseyez-vous. と座るよう促されました。
カバンを机に置いていいか悩んでいたところ、どうぞ置いてください(フランス語)と言っていただき、机に置いて。
再度、Asseyez-vous. と言われ、着席。
自己紹介するよう言われ、簡単に自己紹介をしたところ少し長かったようで、面接官の方の焦りが垣間見えました
本題に入り、私のテーマは服に関してでした。
・Avez-vous beaucoup de vêtements ?
に始まり、
・インターネットとお店どちらでよく買う?
・服を捨てることはよくある?
・ユニクロやGUで服を買う?
等聞かれました。
オンラインレッスンの先生によると、例年は一つの話題ではなかったようなのですが、
私の時はひたすら服話題でしたし、他の受験された皆様の話をブログで拝見しても2020年秋は一つの話題だったようです。
人により話す内容の得意不得意があると思うので、苦手な話題にもしあたるときついですよね…
面接は、階段で息が弾んでいたこと、面接官の方が容赦ないスピードだったことに加え、緊張するとハキハキやや早口に話すという私の癖により、普段のレッスンの1.5倍〜2倍の速さで話していたと思います
その速さに発音はともかくとして口はついてきたものの、頭はついてこず…文法でいくつかミスをしました
ただ、幸いにも
・服は私にとって話しやすい話題
・公式セレクションの過去問に “ Avez-vous beaucoup de vêtements ? ” があり、先生にレッスンしていただいていた
ため、迷うことなく話すことができました
インターネットかお店かの質問も先生がして下さっていましたし、服を捨てることがよくあるか?はその答えに重なるようなことを作文していたので、スムーズでした。あくまでも自分比でのスムーズです💦
それに加えて、面接官のフランス人女性がとても感じの良い方で
その方のおかげで、面接だったけれど、フランス語を話すことが楽しいと思えました。
その影響で、思わず去り際の Au revoir を言う時、手を振ってしまったという…
試験だというのにオンラインレッスンのごとく…💦
やってしまった、と思ったけれど、そこで点を引かれることはあまりないだろうと自分をなだめました…
ちなみに日本人男性の方も横に座っておられましたが、一言も言葉を発することはなく、目が合うこともありませんでした。
思うにその方は、客観的に面接をみている立場なのだろうと思われます
なので、隣の日本人がどれだけ反応がなくとも気にせず、質問をされた面接官の方に対して答える心持ちでいたら大丈夫な気がします
仏検2級に受かることができましたが、話題と面接官に恵まれたことが大きかった気がします
過去問には、日本語でもどう答えようか迷うものや、昔すぎて思い出すのに時間がかかるものもあり、
そうした内容だったらどれだけ答えられていたか謎です…
過去問や例題で勉強する際には、なるべく色々な話題について備えておくと良いのでは、と思います
2次試験を受験される皆さま、心より、応援しております
お読みいただきありがとうございました
Bonne journée ♪