宮古島2013参戦記ーその3ーレース | トライアスリート・ハイ!!

宮古島2013参戦記ーその3ーレース

今大会は悪天候によりスイムが中止となった。私にとっては有利でも不利でもなく、やるべきことは決まっていたため第一ランスタートまで落ち着いて準備ができた。

本来であれば7時スイムスタートのところ、8時第1ランスタートということで、宮古島にしては気温が低かったことからストレッチ等アップを入念に行った。

そして迎えたスタート。約1,500人のアスリートが2車線の道路(東急リゾート内)に並び一斉スタートということで、まずは転倒を避けるためダッシュを試みた。抜け出すことに成功し、力まず、飛ばしすぎないように気持ちを落ち着かせて走った。というのも、ポイントはバイクと第2ランであると確信していたからである。過去2回、ほぼ無風状態の中で行われた大会はバイクの差はつかず、ラン勝負となっていた。それに対し、今回はスイムが中止になる程の「強風」。非常に楽しみな気象条件であったため、第1ランでは気持ちを抑えて抑えていった。

バイクは宮古島を1.5周するコース。例年、0km~30kmの池間島までは追い風で、約70km地点の東平安崎までは向かい風であるが、今年は真逆であった。この気象条件は前日・当日の天気予報で確認済であったため、落ち着いて対処した。前述したポイントとなっている「風」。やはり強めではあったものの、冬場、時には雪がちらつく中練習した日々を思えばそんなに苦にはならなかった。とにかく「気持ちを切らさず、集中する」ことだけを念頭に、ペダルを漕ぎ進めた。バイクスタート時点で27位の位置であったが、強い向かい風の中、最初の池間島(30km地点)で17位まで順位を上げた。SCOTT PLASMA Premiumの強さを感じた。フレームの形状からも容易に想像できるが、向かい風を切って進める感じである。

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池間島を帰って来、東平安崎(70km地点)までは強い追い風となり、平地でも50km/hは裕に超えた。ここでは心拍を上げずに、重めのギアを回していった。SCOTT PLASMA Premiumの直進性は抜群である。私の感覚では36~38km/hからの伸びの違いが特に凄い。ペダリングへの反応も抜群。

2周目に入ると流石に疲労が出てきたが、ここも集中。集中してペダリングができるのは、いつも絶大な効果を発揮してくれる「ホルメンケミカル」のおかげである。ホルメンケミカルの効果により、バイク155kmの行程でペダリングへのストレス、嫌な金属音はほとんど感じられない。信頼のおけるケミカルは本当に決戦に不可欠な存在である。

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バイクを17位で終え、ランスタート。ランシューズはZOOT Ultra RACE 4.0(以下RACE4.0)。RACE4.0は履きやすく、締めやすい。そのため、トランジッションも素早くできるためトライアスロンには最適である。トランジッションだけでなく、快適な走りもできる。RACE4.0は全体がソフトな素材で作られており、バイク155km後の足にはとても優しい。何より、ボアを締めることにより、足全体を包み込むようにサポートしてくれるため、シューズとのフィット感が抜群である。

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ランにおいても、いつもと逆風が吹いていた。例年、5km過ぎから一気にペースダウンしていたため、そこから集中力を切らさないことを念頭に足を進めた。そして、勝負所は後半と考えていたため前半は少し気持ちに余裕を持って走った。後半は向かい風との戦いであったが、ゴールまでひたすら集中することができた。

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結果して、バイク、ラン共に自己ベストを更新することができ順位も過去最高位であった。

今年も、6月からショートの大会を転戦します!