20186.17(日)瑞牆山
 
カンマンボロンと不動の滝
 
みずがき山自然公園6:41―――6:57クリンソウ群生地7:00―――7:56カンマンボロン8:12―――9:54大ヤスリ岩10:08―――10:38瑞牆山11:38―――11:49西のテラス12:06―――弘法岩分岐12:16―――13:56不動の滝14:02―――みずがき山自然公園15:41
 
(歩行周回時間704 休憩156 合計900
 
 瑞牆山 2,230 日本百名山・山梨百名山
 
3年連続カンマンボロン経由で瑞牆山へ登ることになった!グッ
今回は、総勢7ヒヨコヒヨコ三毛猫黒猫トイプードルわんわんパンダ

カンマンボロン経由初体験は6人(なんと瑞牆山初体験の人も1名・・・最初からマイナールートで周回しちゃうのだ・・・でも、越後駒ヶ岳も高妻山もなんなくクリアしている人だから問題なしうさぎ)一応、私が経験者ということでガイド役車
 
今回の集合場所は「みずがき山自然公園」家
ここは、駐車場駐車場が広くてトイレトイレもありこれから登る瑞牆山も見えるため絶好の集合場所だ。
 
カンマンボロンのコースはパノラマルートと言われているが、登山道の殆どは樹林に覆われ展望はないので名前に騙されないように・・・(^_-)-
 
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【6:41】出発
今回のコースは半時計回りの周回コース
まずは自動車道路を10分ほど戻ってパノラマコースの登山口へ
この前にも15台ほどの車を駐車できる
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過去2回はここに停めて周回したのだが、ここはクライマーの入り口になっているのでクライマーの車が多い
 
本来なら、ここから直接カンマンボロンを目指すのだが、このコースのメインの花である石楠花とイワカガミは既に峠を越しているものと思われるため、少し寄り道してクリンソウ畑を見にいくことにした
 
山のガイドさんが時々見せる「ちょっと寄り道していくことにします」を真似して案内します(^_-)-
時間にして往復20分・・・手ごろな距離です
 
【6:57~7:00】クリンソウ小群生地
丁度咲き始めといった感じの花が開いています
この場所はあまり陽が当たらないせいなのか色が薄い気がしますが、帰宅後2年前のクリンソウを見たら結構明るい色に撮れていました。ということはこれからまだ色の変化があるのかもしれない。
 
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開花の数は少なかったけど、寄り道の目的無事達成できて良かったです
 
来た道を戻り、いよいよカンマンボロンルートに入ります
前日、雨が降ったようで足元の草が濡れています
ズボンの裾が濡れますしょぼん
 
しかし、樹林帯に入ればしっかりした道で雨の影響は全くないです
入口だけ間違えなければ、ルート上にはピンクテープもあるし、道もしっかりついているので問題ありません
 
時々、岩登りの道があちこちに向かっているのでその道にいかないこと!
 
2回とも岩登りの人がいましたが、今日はひっそりとしています
雨のせいで出足が遅いのかもしれません
 
道は結構急坂です
 
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ヤマツツジも殆ど終わっています
ドウダンツツジも終盤です
あまり見るべき花がありません
 
でも、同行者の人たちは初めて歩くルートなのでとても新鮮なようです
 
カンマンボロンは2年前初めて来たときは、場所が分からず通過してしまったが、昨年はとうとう自力で発見することができた。
その時の喜びが大きかったので、今回は自分から場所のアドバイスをすることはやめて見守ることにしました!
 
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「カ ⇑」の赤い表記は近づいた証拠なんですが・・・この表記通り上に行くとわかりにくいです・・・正解はそのまま通過し、その後上に行く薄いふみ跡を見つけることです。
 
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すると、ひらさん
ほぼ、間違えることなく目的地に到着することができました
7年前からの悲願の場所だったようです)
見つけてしまえば、なんてことはないのですが、近づいても本来の登山道から見えない場所にあり、しかもザックを下ろさないと通れない岩場の隙間を通らなければ到達できないところがミソです
 
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【7:56~8:12】カンマンボロン
カンマンボロンの梵字の謂れについて・・・省略
登山家としては稀有な場所に到達できたことの喜びが大きいのです
それにしても上を見ると大きな岩が落ちてきたらひとたまりもない場所です
 
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テラスからの景色はパノラマコースに相応しい展望が見込めるのですが、生憎ガスがかかっていてこの時は景色残念でした
 
一番の目的を達成したが
次は大ヤスリ岩から瑞牆山を目指します

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ギンリョウソウ
一番状態が良かった花です
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ロープ箇所もありなかなかの難所です
 
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大ヤスリ岩の直前には沢山のシャクナゲがありますが
全て花は終わっていますチュー
 
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【9:54~10:08】大ヤスリ岩
ここのイワカガミの群生地は私のお気に入りの場所
でも、残念ながらここのイワカガミも99%終っていますえーんえーん
少し残ったピンクの花が頑張っていました
 
大ヤスリ岩に登っているクライマー💩
何回見ても絶対マネできない
 
本コースにでます右上矢印
 
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ここまで、登山者には誰にも会わなかったですが、ここからは登山者増えます

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青空に映えるサラサドウダンツツジ

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 岩壁に咲くウラジロヨウラク

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この時期山頂で開花している
ツマトリソウラブラブ
(妻取りそう・・・・独身男性必見の花)

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【10:38~11:38】瑞牆山山頂
多くの人でにぎわう山頂爆  笑
雲の出入りが激しく展望はよくなったり悪くなったりです
 
ここでランチタイム休憩おにぎりおにぎりお団子お茶
 
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雲海に浮かぶ富士山富士山

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金峰山・・・五丈岩が目印

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雲海に整列する南アルプス

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前回の山は
八ヶ岳だった・・・桜
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ミヤマハンショウヅルも山頂に定番の花


休憩後はひらさんが弘法岩の後ろに案内してくれるということでついていきます
 
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すると・・・なんと・・・なんと
ピンクのイワカガミの群生が・・・桜
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そして、ピンクのシャクナゲの花も残っていました
ここは、丁度岩の陰になり開花が遅れている場所のようでした
 
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【11:49~12:14】テラス
そして、花より素晴らしかったのはテラスの展望地でしたチョキ目
素晴らしい景観、テラスからは駐車場所までよく見えます
ということは、駐車場から見上げて見えた場所だということです
そして、テラスの後ろにある岩が気になり・・・ザックを下ろして登れないものかとチャレンジ・・・すると意外にも簡単に登ることが出来ちゃいました
 
皆さんでワイワイいいながら展望と岩登りを楽しみます
 
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単独ではとても挑戦できない場所ですが
五丈岩より簡単でしたチョキ

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 私の指の先からジェット噴射グッ
見よ!この不思議な力を・・・・・・・

さて、下山は不動滝コースです
 
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こちらのコースは木の根や岩が滑りやすいので要注意です
でも、歩く人が少ないのでとても快適です
 
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私は花がないかな~と足元ばかり気にして歩いています
そして、とうとう見つけにくい花を見つけちゃいました
イチヨウランですキョロキョロ
丁度よい感じで咲いていました
ここに咲いていたのは1株だけ・・・

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緑多い森を抜け・・・・

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渡渉もクリアし・・・・

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【13:56~14:02】不動滝
なめらかな滝が特徴の滝です
大きな岩盤が凄いです
 
トトロの森のような雰囲気ある景色を楽しみながら下ります

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ミツバコンロンソウ

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ここの登山道から見る岩の風景は
色んな形の岩があります
これは動物の顔に見えますねフグ
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すると、またまたイチヨウラン発見
今度は兄弟とトリオ
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下山路で7株発見です!
大きな収穫ですね
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 キソチドリ
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クリンソウ
これは色が濃いですね

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最後は芝生の道に入りながら駐車場へ
 
【15:41】駐車場
花とテラスで大分遊んでしまったので予定時間オーバーして下山でしたが、いっぱい楽しめました。
パノラマコースは石楠花とイワカガミが咲く頃がお勧めです爆  笑
 
《本日のコース》