2017.5.14(日)大菩薩嶺、小金沢山、牛奥ノ雁ケ腹摺山
富士見新道といっても旧道です・・・尾根を目指して!
上日川峠6:13―――福ちゃん荘6:48―――6:56富士見山荘6:58―――神戸岩8:27―――8:44大菩薩嶺8:46―――8:54雷岩9:09―――9:53大菩薩峠9:56―――熊沢山10:16―――石丸峠10:29―――天狗棚山10:38―――狼平10:56―――11:39小金沢山12:15―――13:07牛奥ノ雁ケ腹摺山13:10―――林道14:10
(歩行時間6時間47分 休憩1時間10分 計7時間57分)
大菩薩嶺 2,057m 日本百名山、山梨百名山
小金沢山 2,014m 山梨百名山
牛奥ノ雁ケ腹摺山 1,994m
昨年ブロトモさんと登るはずだったモローさん40年ぶりの富士見新道
1年ぶりのリベンジマッチ・・・
当初は土曜日の予定だったが・・・またも雨・・・それも強烈な雨
なんとか翌日の日曜日に変更することができ参加者は減ったが無事登攀することができた。
今回の参加者は総勢6名
今回初めてお会いした「おっくんさん」「でこちゃんさん」宜しくお願いします
今回のルートの中で私が未踏のルートは富士見新道と小金沢山~牛奥ノ雁ケ腹摺山~林道までのルート
富士見新道は破線ルートにも登場しないルートなのでとても楽しみにしていた
2台を林道登山口にデポしてくれたので下山歩きが短縮されとても助かった
久しぶりに夜中起で辛かったが何とか自宅を3時半に出発
山中湖、河口湖、御坂トンネルを抜け20号線へ
上日川峠に向かう前に道の駅「甲斐大和」で朝食とトイレ休憩
上日川峠には6時頃到着した
集合時間は6時10分なのでセーフ
【6:13】上日川峠出発
周りは霧が立ち込める天気であるが、こういう天気は後々好天を予感させてくれる。
大菩薩嶺は過去4回登っているが、今回のコースは初めてのコースでありワクワク・・・もろーさんは40年ぶりで唯一の経験者(本人曰く・・・全く記憶がない・・・)
でも、今はGPSという便利な機械があるし、上を目指せば必ず尾根道にでられるという安心感がある
問題は、岩場の状況がどうなっているのかはこの目で見てみないとわからない
雨の後の早朝ということでもろーさんは合羽のズボンを着用して先頭で露払い役
裾がかなり濡れるのかと予想していたが意外にズボンは濡れることなく歩くことができた
まずはウォーミングアップで福ちゃん荘を目指す
【6:48】福ちゃん荘
これから目指す稜線が見える
どの辺を登攀することになるだろうと見つめる
トイレはあるところで利用しておいた方がいい
ここから車も通れる快適な道
【6:58】富士見山荘
左に分岐標識がある
沢山の表記がされている
通行に注意してくださいという記載で進入禁止ではない
さて、いよいよ未踏ルートの始まりである
富士見新道というネーミングだが実際は新道ではない旧道だ
しばらくは予想に反して歩きやすい道が続く
これなら何の問題もないや・・・
なんて考えていたが次第にルートは薄くなる
でも、赤テープが沢山ありふみ跡もあるので割と多くの人が歩かれている感じだ。
沢にはツルネコノメソウ
このルートは賽の河原へ抜けるルートにもなっているらしい
私の古い地図には掲載されていないが、今のヤマプラの地図には破線ルートとして載っている
その賽の河原方面へのルートにはいかずに左上方へ向かう
ここは分岐要注意ポイントのようだ
まもなく石ガレの開けた場所がでてきた
ここから雲海と富士山の素晴らしい構図が確認できた
ここから道は右へ向かう
やがて本題の岩場のルートになるのだが女坂コースと男坂コースと分かれる
この辺りから道が怪しくなる
先頭を歩いていたもろーさん
岩場の横で相当苦戦の模様
足場が悪くなかなか登り切れない・・・
ひらさん根性見せて頑張って登りきる
かなり負けず嫌いのようだ・・・(^^♪
岩場は脆くて落石の危険がありそうな場所
私は草付きのルートを選択して登る
登りきると神戸岩
どれが神戸岩かは不明だったが、この大きな岩が神戸岩らしい
この神戸岩に登ると気持ち良い絶景と達成感に酔いしれる
ジャンプしてみましょう・・・(^^♪
おっと・・・足が離れていません
【8:27】神戸岩
尾根に到着標高2000m地点
大菩薩嶺への山頂踏破は省略しましょうか!という意見もあったが
折角きたので計画通り山頂を踏んできましょうという意見に迷わず進行
【8:44~8:46】大菩薩嶺山頂
初めて山頂に踏破したときに比べて周りの木々が少なくなり明るくなったような気がする
山梨百名山の標柱も新しいのが立っている(2年前に来たときはなかった)
久しぶりに皆で記念写真
すぐに山頂を後に雷岩に向かう
【8:54~9:09】雷岩
ガスが上がってきて展望はいまいちになってしまったが
ここは開けているので多くの人の休憩場所になっている
我々もここで小休止
私も、朝早い朝食だったので小腹がすいた
おにぎり一つゲット
さて、ここからは快適な稜線歩きが続く
晴れていれば右手に富士山、南アルプスが見られるのだが
今日は雲の動きが早い
天気はいまいちだが登山者は多い
小さな鳥がいっぱい飛び交っています
鳥撮影は難しいのですが、今回は近くの木の枝を何回も移動している姿を捉えられました。
Tanmaさんに教えていただきました
コガラという鳥のようです
実は、もろーさんが面白い小道具を持ってきました
捻ると小鳥の鳴き声がする機械です
早速試してみます・・・・
キュルキュル・・・・
残念ながら小鳥は反応してくれませんでした(^^♪
【9:53~9:56】大菩薩峠
トイレ休憩
これより先にトイレはありません
ここが一番人気の休憩所ですね
方位盤を見ながら山の名前を確認するのが好きです
周りの人は知らない人ですが・・・なにげに会話しています
バイカオウレンの白い花が沢山咲いています
今回のハイキングではこの花が一番多かった
特に、苔むす樹林帯に入ると必ずこの白い花がいっぱい咲いているのだ
熊沢山をなんとなく制覇して石丸峠方面の景色が素晴らしい
【10:29】石丸峠
ここにも多くの人がたむろしている
【10:38】天狗棚山
山頂表記はなければ素通りしてしまいそうな山頂
見下ろす景色はここもナイス
殆ど花の匂いがしない今回のルートで可憐な花を発見
ヒメイチゲ
なんとも小さくて可憐だ
【10:56】狼平
草原地帯を横切るとまた樹林帯の中に入っていく
またまたバイカオウレンの白い花がいっぱい
同じ花でも見つけるとカメラを向けてしまうのは習性のようだ(^^♪
途中で何回も空腹に襲われる・・・
お腹がすくのは健康な証拠・・・(^^♪
【11:39~12:15】小金沢山山頂
通算2回目の登頂
殆ど人がいないのではと予想していたのにいっぱいハイカーいます
丁度前方から登ってきた20人ほどの団体さんはすずらん荘から牛奥へ登り上日川峠でマイクロが迎えにくるのだと教えていただいた。
ここは富岳12景の富士山絶景山頂なのだが
残念ながら富士山の実像は見えず
岩場の陰で皆でランチタイム
風もなく穏やかな天気
お日様のギラギラがないので歩きやすい天気
今日は、最近気に入っているセブンの「鯵のお弁当」
みそ汁を飲み塩分補給
最後はコーヒーを飲み大満足
さて、昼食後のルートは下山まで全くの未踏のルート
アップダウンも少なくとても快適な道
スキップを踏みたくなるような草原のハイキングロード
【13:07~10:10】牛奥ノ雁ケ腹摺山
本日、最後の山頂に到着
日本で一番長い山名だそうです(うしおくのがんがはらすりやま)
NHKでやっていました
そういうこともあって登ってみようと思う人がいるかもしれません
ここも秀麗富岳12景です(でも、富士山見えません)
南からカップル到着
どこから来たのか尋ねると
滝子山から縦走中だと
寂しょう尾根を登ってきたという
イワカガミは丁度いい感じで咲いていたという情報いただきました
皆さんロングコース好きですね~(私はやりたくありません(^^♪)
さて、ここからはダム湖向けて下ります
もろーさん、上日川ダムのことを「丹沢湖」「丹沢湖」と連発します
丹沢に愛着持っているんですね~(^^♪
ここは実線コース
快適な登山道です
最後は鹿除けの網を抜けて林道に出ます
林道の側道にデポ車2台
すずらん荘よりかなり上の地点です
かなりルート短縮できています(感謝、感謝)
ここから登れば70分で牛奥ノ雁ケ腹摺山へ行けるようです
最短コースですね
モローさんの予想行程8時間ぴったりのゆったりハイキング
お疲れさまでした
皆さんの足手まといにならずに歩けて良かったです!
《本日のルート》