2017.3.4(土)天子ケ岳
予想以上に大変だった芝川からの天子ケ岳
上稲子落合P 8:15―――天子荘8:50―――道標7地点9:50―――道標11地点10:10―――三角点道標20地点11:20―――12:20天子ケ岳13:05―――三角点道標20地点13:35―――道標11地点14:15―――天子荘15:00―――上稲子落合P 15:35
(上り4時間5分 下り2時間30分 休憩45分 計7時間20分)
(参考:公式標準タイム往復5時間45分)
天子ケ岳 1,330m
天子ケ岳には「長者ケ岳から」「天子湖から」「休暇村から」と3コース登っているが、今回は未踏の芝川上稲子落合から「天子七滝と天子ケ岳ハイキングコース」をピストン
同伴者ガーディさん(仕事仲間山経験豊富)
芝川町は2010年合併により富士宮市になった
今回のコースは山と高原地図には掲載されていないが芝川からのハイキングコースは天子7滝とセットになってパンフレットがあったので参考にした。
出掛ける時にカメラを忘れて自宅にUターンするハプニングがあったが、登山口の芝川上稲子落合には道間違いもなく到着できた
バス停の終点が「上稲子落合」
ここにはトイレがあるので利用できます
ギフチョウの看板もあります
この辺でみることができるのかな?
そういえば井出駅の近くでも見た記憶が・・・?
落合の駐車場はこのバス停から右に右折して進むとすぐに左手に「天子7滝駐車場」と矢印があり若干傾斜のある細い道を進むと5~6台駐車できるスペースになっています
大きな「天子7滝の案内看板」があります
遊歩道の表示がありますが・・・実際には台風被害により大分前から歩けなくなっているようです
7滝の内「不動の滝」は遊歩道がないと見れません
「魚止の滝」だけはかなり奥にあり天子ケ岳ハイキングコース上にないので今回はパス
その他の5つの滝は天子荘までの道沿いからすべて見ることができます
【8:15】落合駐車場出発
養蜂業者の方がミツバチの箱を設置にきたと少し会話
「車は奥の方までいけるけど天子荘付近はおけるかどうかわからない・・・?」
滝見学しながらゆっくりしたスタートです
スミレが咲き始めました
ヤマルリソウが沢山咲いています
ピンクや白、ブルー
小さいながらも春を感じているようです
河原にはフキノトウがいっぱいでています・・・
清涼の滝
観音の滝
丸渕の滝
しずくの滝
瀬戸の滝
倒木で滝が見えません
あずまやとベンチ
ここには駐車スペースもあります
滝を見なければここまで車で入って停められそうです
【8:50】天子荘
案内パンフレットでは25分と書いてありましたが35分もかかってしまいました(^^♪
ここが天子ケ岳ハイキングコースの入り口です
山頂まで3時間の表記があります
橋を渡りいよいよ登山道へ入ります
山頂まで24の道標の表記がされているようです
24は山頂ではなく24の表記から10分歩くと山頂のようです
(こういう但し書きは見落としがちです)
初めて歩く場合はこういう表記はありがたいですね
最後のナンバーが分かっているのもありがたいが・・・
樹林帯に入ります
植林の山です・・・杉が多いですね~
花粉症の人は入らない方がよさそうです
急坂です
2週間ぶりの山歩きなのでスローペースです
いつもは使わないトレッキングポール(ストック)を今日は使います
急坂ばかりで上り下りとノコギリ山で活躍しました(^^♪
一応目安のナンバー表記の道標を確認しながら登りますが
この間隔は上に行くにしたがって短くなっていくような気がします
【道標7】9:50
標準タイムでは天子荘から50分のはずですが1時間かかってしまいました
これは、予想以上に山頂到着は遅れそうです
ここで初めて林道にでました
この後何回か林道を横切ったり歩いたりします
道標9のあたりでミツマタの木が増えてきました
白い小さな開きかけの花が沢山咲いています
もう少し経てば香りも漂ってくるのではないかと思います
カモシカ君発見
カモシカは会うと必ずといっていいほどこちらをジッと見つめてきます
藪の中からこちらを伺います
でも、やっぱり向こうから姿を消してしまいます
この後もう1回カモシカ君と会いました
【10:10】道標11
ここも林道との交差点
300mほど王子林道を登ります
道標13でまた登山道に入ります
急坂を登りながら上を見るとガードレール付きの林道が見えます
しかも、トラックが走っています
新しい道の下には
古い「天子ケ岳へようこそ」の道標が・・・
天子ケ岳はまだまだ先ですが・・・?
林道に出て一休み
とても広い林道です
走ってきたミキサー車が停まり「この先にはいけないよ」とアドバイスしてくれた
休憩団子を食べまた登山道へ入ります
広い尾根道にでます
振り返ると間違えやすそうな箇所です
伏せてあった看板を拾ってわかりやすいように看板を立て掛けておきます
(今日はピストンなので下山時に間違えたくないので・・・)
広い尾根道は歩きやすいがすぐに急坂になります
相変わらず植林帯の中の登山道
【11:20】道標20三角点
12時に到着予定としていたが無理そうな時間になってきました
道標21の看板の下に標識が伏せてありました
拾ってみると
「ノコギリ山 富士山が一望できます ⇐」
ここからが本日の主役ノコギリ山の稜線なんだ
いきなりロープ付きの急坂です
いくつかのアップダウンがあります
最初のアップポイントが一番展望がよかったのですが
残念ながら天気はよくない
この付近だけ雲がかかっているような雰囲気で富士山は見えず
ノコギリ山の最高峰にはなんの表示もありません
天子ケ岳が見えます
ここからが一番の難所でした
雪が残っていました
痩せ尾根に雪
かなり危険です
ロープはトラロープ
一応雪対策の保険でアイゼンは持参したが
幸いにも凍結していないのでそのまま進みます
でも、相当怖い・・・
足場を一歩一歩丁寧に確保しながら進みます
イワカガミの葉っぱが沢山あります
どんな色の花が咲くのでしょう?
慎重にノコギリ尾根を通過
もう目の前には天子ケ岳が迫っています
滑りやすい急坂を登ると富士宮コースとの合流点
ここが最後の24の標識の場所です
流石にここまで誰にも会わずに登ってきました
山頂に近づくと一面雪景色です
凍結はしていません
【12:20~13:05】天子ケ岳山頂
山頂には2組の登山者が食事中
富士山展望台へ行っても富士山見ることできず
雪のない場所でランチタイム
登ってくるときは相当汗かいて登ってきましたが
周りは雪だらけの山頂なので空気は冷たいです
風がないのがありがたい
食事中、後ろから賑やかな声が迫ってきます
30人ほどの団体さんが長者ケ岳方面から現れ、白糸の滝方面へ下っていきました
さて、下山はピストンで下ります
一番の難所はノコギリ山
ここは滑落しないように要注意です
【13:35】標識20の三角点
【14:15】標識11
【15:00】天子荘
【15:35】落合駐車場
《本日のコース》
下山後の温泉はユートリオへ♨
ところが・・・なんと改装工事中でやっていません
昨年8月~本年3月いっぱいまではやってないのです
《富士川サービスエリア》
2月23日に「Fuji Sky View」という観覧車がオープンしました
ちょっと寄ってみました
1周12分 700円 2周回ると1,000円
高さは60m
10:00~21:00
夜乗れば夜景がいいかもしれない
シースルーゴンドラ(床が透明)もあります
ただし4つしかないので混んでいるときは少々待ちます
ゴンドラから見る景色はなかなかいいです
富士山、愛鷹連峰、駿河湾
なかなかいいですね~