2016.5.18(水)宮之浦岳
 屋久島2日目
 宮之浦岳登山グッ
 
淀川登山口からピストン往復計画
縦走する場合には必ず山小屋泊となる家
小屋は無人小屋なので食糧、シュラフ等必要です
私は、宿で風呂温泉に入って美味しい料理を食べる方を優先しました
 
淀川登山口の駐車スペース駐車場は狭く7台くらいしか置けない
かなり強引に停めている人もいたしょぼん
停められない人は、登山口手前の道路に停めている(駐車禁止ではない)
広い場所は少ない

ヤマレコなどで見ると早朝5時には満車という記載が多いので駐車場には停められないという想定で向かった
宿を出発したのは350(安房から淀川登山口まで約50分)
淀川登山口到着は437
途中先行する車に追い付いたので事実上2番目の早さだった
枠内に駐車することができた
その後5時までに7台の車が到着し、枠内駐車は満車となった
 
トイレトイレ設備あります
 
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500】淀川登山口出発
出発は5時と決めていた
5時でも日の出前であり辺りは薄暗い感じである
本日の行程は、往路455、帰路425、計920のコース
距離13.0㎞、高低差は576mと少なくだらだらと長いのが特徴
下山時刻の予定は15時
 
標高1936mの宮之浦岳は、屋久島最高峰であり九州最高峰でもある
行程は縄文杉登山より険しいがその道のりには屋久島が誇る壮大な自然のドラマが凝縮されている。何より、世界自然遺産の主峰を極めるという達成感が味わえる。
 
他の車の人は明るくなるのを待っているようだ
5時になったのでまだ薄暗い中一番先に歩きはじめる
原始の森の中とはこういうのをいうのかな~
昨日、ヤクスギランドを歩いているので同じような風景が流れる
しかし、杉だけでなくほかの樹木も大きくて太い
太古からの歴史を存分に感じる
 
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少し歩いていると後ろが明るくなってきた
ようやく日の出のようで周りが白み出した
写真では上手く撮れなかったがオレンジ色に染まる日の出を見ることができた
 
後から出発した登山者がさっさと追い抜いていく
今日はタクシーではないので下山時間の心配をしなくていいのでありがたい
 
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545】淀川小屋
無人小屋トイレあり
朝の食事をしている登山者を横目に素通りしていく。

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淀川登山口から1.5キロ歩いたのだ
残りは6.5キロ・・・これから山頂までこのような標識がずっとあり
残りの距離の目安になる爆  笑チョキ

 
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清流が流れる川を渡る
水は透明度が抜群に高い

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面白い木が沢山あります

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屋久島の自然林です爆  笑
 
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昨日もみたサクラツツジです
これはお気に入り爆  笑
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高盤岳(標高1711m)の山頂には通称「トーフ岩」と言われる大きな岩が横たわる。豆腐を切ったような形が面白い。
このコースには面白い岩が沢山ありました

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クロバイ・・・いっぱい白い花を咲かせていました
 
 
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【小花之江河】700
オアシスのような瑞々しい湿原(こはなのえごう)
2800年前にできたと言われる高層湿原

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樹林帯の中へ入ると苔むした岩の上を水が流れている所を歩くようになる
見た目はとても滑りそうだが、これが意外に滑らない。
花崗岩のざらざらした岩肌は靴をしっかり受け止めてくれるのだ
しかし、ここで転んだら相当ひどい傷を負いそうだ
 
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【花之江河】710
小花之江河よりもスケールが大きい高層湿原
ミズゴケが育つ一帯は潤い、日本庭園のような趣がある
正面には黒味岳を望む
 
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725】黒味岳分岐
ザックを置いてここを往復している人もいた
私は、帰りに時間と体力が残っていれば往復しようと考え、行きはそのまま通過です。

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こんなロープ箇所もあります

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樹林帯を抜け雰囲気変わってきました
右上は黒味岳です・・・

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黒味岳の山容



 
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750】投石平
黒味岳と投石岳の鞍部に広がる投石平
突如、平らな巨石群が現れて眺望が開ける
大きな岩に座って一息入れる
 
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ヤクシマシャクナゲです

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ヤクシマミツバツツジ

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と・・・突然登山道に動物が・・・こちらをじっと見ている
ヤクシカだ・・・子供なのか大人なのか?
何枚もシャッター押してもなかなか逃げようとしません
あまり見つめられたので近づくとようやく先に行ってくれました
 
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満開のクロバイ・・・綺麗です
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ヤクシマミヤマスミレ

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山を見渡すと赤や白の花が点在している
これはヤクシマシャクナゲだ
特に真っ赤な蕾と花開いた白の色合いがとても鮮やかに輝いている
5月下旬から6月上旬が見頃のようです

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山の雰囲気が大分変った
アルプスを歩いている雰囲気だ
向かう先は空木岳の雰囲気か・・・?
 
前を行く二人組を追い抜こうとしたときにここはどのあたりでしょうか?
山の名前は分かりますか?と問われた。
私は自信がないのでわかりませんと答えたが時計を見ると宮之浦岳はまだまだ先のような気がしていた。
しかし、よく見るとここから宮之浦岳山頂が見えていたのだ
(帰路振り返ってみると奥の方に山頂の人影が見えていた)
 
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向かう先が宮之浦岳です!
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この辺りは巨石が多い
その造形アートも色んな形があって面白い爆  笑
花崗アートを探せ・・・!
 
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これは翁岳の山頂です・・・ここはルート外です
ちょこんと乗った岩が今にも落ちそうですが・・・

山頂は近いぞ~
 
   ・・・NO2へ続く