2016.5.12(木)呼子岳・越前岳・黒岳
満開のイワカガミとアシタカツツジ
山神社駐車場6:25―――大杉7:30―――8:25割石峠8:35―――呼子岳8:55―――高場所分岐9:10―――10:00越前岳10:20―――鋸岳展望台11:10―――富士見峠11:25―――11:50黒岳12:25―――富士見峠12:45―――山神社13:20
(周回歩行時間6時間10分 休憩45分 計6時間55分)
呼子岳 1313m
越前岳 1504m 日本2百名山
黒岳 1086m
十二ケ岳に登ってコイワザクラ鑑賞の予定であったが、先週大笄で沢山のコイワザクラを見ることができたので、今回は予定を変更してお膝元の愛鷹連峰です。
山神社から黒岳・越前岳・呼子岳と周回するルートを歩いたのはH16.9.23
山始めた最初の年に歩いているが、それ以来この山域に足を踏み入れていない
今回は、時計回りで回ってみようと考えた。
【6:25】山神社出発
山神社の広い駐車場は私が一番乗り
神社に登山の無事をお祈りして出発
大きな川にでて唖然!
なんといつもは水がない川が凄い水の量
とても渡れそうもない・・・
上流部へいけば渡れるところもあるだろうと少し上流部へ
飛び石で渡れそうなところを見つけてジャンプして渡る
頭の中では余裕でジャンプしていたのに意外にギリギリで着地・・・
体力の衰えを実感しました
無事最初の難所を乗り越える
この後いくつもの渡渉箇所があるが全く問題なかったです
ギンリョウソウ
ベニバナドウダン
暫く歩くと山肌にピンクのツツジが沢山見られるようになる
ミツバツツジだろうと思っていたが近づいてよく見るとアシタカツツジではないか
この辺りにも沢山あるんだ・・・
それにしてももう咲いているのか?という気持ちの方が強い
大杉周辺では沢山のアシタカツツジの花が見られた
丁度この付近は満開のようです
大きな岩にはイワタバコの葉っぱが大きくなっている
花の時期に歩いて見たいものだ・・・
こちらの登山道は割石峠直下まで急坂がないので至って快調
何回も渡渉地点があるが水の量は少なく問題なし
空を見上げると突き抜けるような真っ青な青空
気持ちいい
新緑眩しい・・・ピンクのツツジが彩を・・・・
ワチガイソウ
割石峠が近づくにつれてツツジはアシタカツツジからトウゴクミツバツツジに変わった
【8:25~8:35】割石峠
ザックを下ろしてしばし休憩タイム
ここに来るとここからザレたこの崖を降りたことを思い出す
この付近にもコイワザクラを見かけたことがあるので探してみるが1株しか発見できなかった。崖の下の方にピンクの花が見えたが・・・危ないので近寄らず
ここから尾根歩きになる
ミツバツツジのピンクがとても鮮やかです
一般的にミツバツツジと言っていますがトウゴクミツバツツジですね
ここで復習ワンポイント
アシタカツツジは葉が5枚で雄しべは10本(8本~15本)
固まって咲いている。少し小ぶりの花。
ミツバツツジは雄しべは5本、蕾や葉に粘性がある。花が葉より早い時期に咲く。
トウゴクミツバツツジは雄しべが10本、葉が3枚で、外側にカールしており葉の表面に産毛のようなものがついている
この付近にあるのは殆どトウゴクミツバツツジみたいです
空気が澄んでいるので遠くまでよく見えます・・・箱根山の方角です
こんなにいっぱい蕾が膨らんでいます
富士山が見えました
雨上がりの翌日のハイキングはいいね~
南アルプスもくっきりです
岩場にはアカバナヒメイワカガミ
丁度満開のようです
お日様に照らされて輝いています
越前岳の後ろに富士山
左には南アルプス群・・・
鋸岳~位牌岳の稜線も新緑ですね~
【8:55】呼子岳
空気が澄んでいるので大岳の向こうに富士市内もすっきり見えます記念写真を撮って先に進みます
左大岳
その向こうには富士市内と駿河湾が広がる
呼子岳からの下りは急坂でロープがあります
滑りやすいので要注意
越前岳の陰に隠れていた富士山も次第に大きくなってきました
ツクバネソウ
トウゴクミツバツツジ
よ~く観察してみよう
【9:10】高場所分岐
高台に登って斜面を見るとイワカガミがびっしりです
ここから暫く登山道にはイワカガミが沢山咲いています
この尾根にはツツジの蕾が沢山あります
トウゴクミツバツツジやアシタカツツジの蕾が沢山
今年は花付きが良いのでは・・・
楽しみです(^_-)-☆期待し過ぎはよくないですね
オオカメノキ
女性二人組の登山者と会う
本日最初の登山者だ
十里木から越前岳経由で割石峠までピストンするという
目的はコイワザクラだと言っていたが・・・目的の花見つけられるかな~・・・
イワカガミは丁度いい時期ですよと情報提供
【10:00~10:20】越前岳
山頂到着時には富士山手前には雲がでて富士山雲隠れ
山頂の赤土から蒸気が立ち上っていた
これだけいい天気だと上昇気流で雲になってしまうのは仕方ない
到着時には誰もいなかったがまもなく登山者が山頂に現れる
単独登山者と少し会話
私は、パンを一つ食べベンチで少しリラックスムード
天気いいので昼寝でもしたい気分(^^♪
数人のグループ賑やかに登って来たところで腰をあげ黒岳方向へ転進
ここから富士見台経由で黒岳方向へ進む
これは鮮な色したキノコですね~
こちらの尾根にもイワカガミはあります
白いイワカガミが好きだが赤もいいですね~
富士見台と岡田紅陽
昭和13年に発行された50銭紙幣の図案に採用された富士山として有名ですが・・・今日は残念ながらガスの中(朝はきっとよかったでしょう・・・)
危険注意の立て看板
こういう看板があると覗いて見たくなる
鋸岳方向の景色がいいですね~
フモトスミレ
【11:10】鋸岳展望台の看板
この付近のアシタカツツジは満開
かなりの数の花びらが落ちていた
こちらの尾根を下るようになって登ってくる登山者とすれ違うようになる
浸食された道の隣に新しい道ができていた
とても歩き易かった
【11:25】富士見峠
【11:45】黒岳展望広場
下には富士サファリパークがよ~く見える
そこからの音楽やアナウンスの声もよく聞こえる
この付近から下るルートがあるようだが・・・探してみるが分からない
ヤマシャクヤク
【11:50~12:25】黒岳山頂
ホントに久しぶりの黒岳だ
サンショウバラを保護している旨の看板がある
確かにサンショウバラの木があるぞ
そういえば越前岳に登る途中にもサファリ―パークの入口でも見かけたな~
ベンチが二つ
先客のペアが席を立ったので一人のんびりランチタイム
しかし、暫くすると虫がよってきてじっとしていられなくなり腰を上げる
低山ではこれから虫攻撃に悩まされる時期に入ったのだ
【12:45】富士見峠
あしたか山荘(無人・無料)
クワガタソウ
【13:20】山神社P到着
12年ぶりのコースでした
富士見峠から越前岳の尾根コースは登山道がかなりえぐれていたという印象でしたが、その横に新たな道ができていてとても歩きやすい道になっていた
下部ではアシタカツツジがもう咲いていましたが山頂付近はまだこれからです
蕾も沢山見られたので今年は期待できそうな予感です
《本日のコース》