2016.1.9(土)発端丈山・葛城山・城山
絶景の富士山を見に伊豆三山の縦走へ!
三島駅===(伊豆箱根鉄道)===伊豆長岡駅8:15===(伊豆箱根バス)===三津郵便局8:35・・・徒歩・・・三津シーパラダイス・・・長浜口
長浜口8:55―――展望台9:40―――10:00発端丈山10:35―――10:50益山寺10:55―――鶯谷11:20―――11:45葛城山12:25―――13:30城山13:40―――城山登山口14:05―――大仁駅14:30
(縦走歩行時間4時間45分 休憩1時間30分 計6時間15分)
発端丈山(ほったんじょうざん)410m
葛城山(かつらぎやま)452.8m
城山(じょうやま)342m
この山を総称して「伊豆三山」というらしい
本日伊豆長岡駅でバスを待つ間に見たパンフレットにそのように記されていた。
大体○○三山という言葉は誰かが勝手につけたもので公式のものは一切ない
全て早い者勝ち
だからこの山が伊豆を代表する3つの山と思われても困る・・・
でも、ハイキングにはとてもいい山だと思う
昨年の2月にもこのコースを歩いている
今回の一番の目的は、発端丈山直下から見る富士山の絶景写真を撮ること!
そのためには発端丈山を先に登った方がいいと考え前回とは逆コースで歩くこととした。
さて、自宅を6時30分に出発する
三島駅までゆっくり歩いて25分の予定
ところが・・・胸の調子がいまいちですぐに痛み出す
どうやら朝の寒さがよくないようだ
何回も休憩しながら息を整え駅には45分かかって到着した
伊豆箱根鉄道で伊豆長岡駅へ
丁度7:35発のバスがでてしまったところであり次のバスの出発時間8:15まで大分待つことになってしまった
三津シーパラダイスへのバスは大体1時間に2本
今回は8:15発のバスに乗車
三津から発端丈山への登山口は3つあり中央口、三津口、長浜口
当初は、三津郵便局でバスを下車して三津口から登る予定であったので三津郵便局でバスを下車したが、バス停に記されたハイキング地図を見て気が変わった
長浜口から登ることにする
三津シーパラダイスまでは徒歩10分
周りの景色を楽しみながらウォーミングアップ
海岸線を歩くとのどかな風景
三津シーパラダイス
長浜登山口は三津シーパラダイスを過ぎたトンネルの向こう側になるが歩行者は海岸線を通る
ところが登山口が分からず通りすぎてしまい「三の浦観光案内所」に立ち寄り吊るし雛を見学しながら登山口の案内をお願いする
登山口はトンネルを出て直ぐの所に魚屋さんがあるのでその横が登山口である
少し歩くと発端丈山ハイキングコースの看板がある
これを見つければ案内看板に従って歩いていけばよい
佳本寺に向かって歩く
その左横を上方に向かう
舗装道路は行き止まりになり、舗装された細い登山道を登る
槇の木の実が沢山なっている
この実はちょっと面白い
赤い実と緑の実が一緒になっている
子供の頃この赤い実を食べた記憶がある
緑の実は種になって植えておくと春に芽をだすようです
見晴所
ここから見る富士山もいいですね
淡島がワンポイントになってとてもいい
でも、もっと上から見る景色がいいのだ
登山道はコンクリート舗装された細い道から土の道へ
赤い実の植物が結構あるので華やか・・・
野イチゴ
三津口からの登山道と合流する
前方に人影が見えたカップルが先を登っていく
この辺りはみかん畑が多い
まだ鈴なりに実っているオレンジ色の実が沢山ある
展望台でカップルにおいつく
展望台からの富士山
ここもいいが目的はもう少し上から見た富士山だ
気になるのは少し雲がでてきたことだ
急坂の道を急ぎ足で登っていくと
目当ての絶景ポイント
淡島と沼津の町並、愛鷹連峰、その後ろに富士山の構図が好きだ
左手には南アルプスの名だたる山が並んでいる
少し雲が出てきたのは残念だが、逆コースにしたら富士山は雲の中の可能性が高くこちらから歩いて正解だったと思う
暫く撮影タイムで休憩後発端丈山に向かう
中央口からの道と合流し山頂を目指す
大きな桜の木・・・桜咲く頃も楽しみだな~
発端丈山山頂
ここでパンを一つ食べながら燃料補給休憩
暖かくなったせいか胸の調子は大分よくなったようだ
少し休んでいると先ほど展望台で追い越したカップルが到着
この人達は東京から来た人で暫く山の話で盛り上がった
三津シーパラダイスの駐車場に車を停め葛城山をピストン予定だと言われたので城山を含めた伊豆三山の縦走を勧めたら予定変更して縦走することとなった。
この機会とばかりに沼津アルプスの宣伝も忘れずに・・・
この場は別行動となったが後に合流することとなる
益山寺の分岐ポイント
益山寺まで片道10分の表示
折角の機会なので往復してみることにする
これが凄く良かった
益山寺には5分ほどで到着した
益山寺は修善寺より古く808年弘法大師が建立
分岐の案内には境内には「日本三大楓」と言われる樹齢1300年の楓があると記載されている(でもこれはちょっとおかしい・・・引き算すると717年植樹となってしまう)
境内の案内看板には樹齢860年と記載あり
県内最大の大楓のようです
秋には素晴らしい紅葉が見られるようです
大銀杏も相当大きいので超ビックリである
樹齢は350年~400年
お寺も大きそうな由緒あるお寺である
お寺見学を終え元のハイキングコースに戻る
鶯谷
ここは左手に下って行くのが本来のルート
でも、相当下るのでこのまま直登できないかと考える
地図を見ると直登すれば背面登山道に途中でぶつかるのではないか?
斜面を見ると人が歩いた跡が残っている
同じように考える人がいるのだ
方向は間違っていないので道のない斜面を登っていく
木につかまりながら登っていけば危険個所もない
10分ほど道なき道を登っていくと背面登山口からの道と合流した
赤や青のテープも沢山ある
ここからなお急斜面であるが、前回この道は通っているので大丈夫だ
無事急斜面を登りきるとハングライダーの発着場にでた
今日は大勢の人がいた
今まさに飛び立つ人ばかりだ
気持ち良さそうだ
ここから葛城山へ向かう
ここへでるのだ(ハートのブランコのある場所)
葛城山山頂到着
頼朝公もいます
テーブル席に腰掛けランチタイムしていると先ほどの東京さんが到着した
城山へ向かうにはまたあの同じ道を下るのは辛いといったので
近道コースを一緒に行くことにした
東京さんはお弁当を持ってきていなかったので山頂レストランで食事
その間、ベンチに腰掛け日向ぼっこ
別の6人グループがテーブルに押しかけとても賑やかになったが待ち人がいるので話に入らずじっと我慢・・・
さて、ここでたっぷり休憩して東京さんと城山へ向かう
ハングラーダーの発着場から背面登山口に入る
この登山口は何の表示もないので歩いたことのない人は分かりにくい
急な坂道を注意しながら下って行くと本来のハイキングコースと合流する
ここには「背面登山口」の標識が」立っている
相当きつい斜面なので初心者要注意である
ここから城山へは平坦な道が続く
アオキの赤い実が沢山なっている
ハナミョウガの赤い実もまだまだ健在だ
この赤い実はなかなか落ちないので正月飾りにいいのだ(^^♪
城山分岐
城山山頂
狩野川を眼下に見下ろす景色はとてもいい
富士山は午後になり完全に雲の中
ここで東京さんと別れる
そそり立つ岸壁には多くの人影が見えた
何回見ても凄いな~と思う
上の方の人は宙づりになってブラブラしている・・・
城山登山口
カワヅザクラでしょうか・・・綺麗ですね~
狩野川から見た城山
《本日のコース》