2015.8.6(木)7(金)仙丈ケ岳
 
  雄大に聳えるアルプスの山々を求めて・・・キラキラ
 
【1日目】
仙流荘前1005===(バス)===1100大平山荘1110―――榛の木(鋸岳展望)1135―――(昼食30分)―――丸太橋1245―――(雷雨)―――馬の背ヒュッテ1415(宿泊)
 
(行動時間 3時間5分(休憩含む))
 
山の先輩Kさんから山ツァーのお誘いを受ける
Kさんは、山歩き始めたばかりの時に鳳凰三山(2006/8/31)と北岳(2007/8/9)に連れて行って貰った人で実に8年ぶりの山歩きになる
今回はKさんの友人4人を含め総勢6名のパーティとなる
 
行先は南アルプスの女王「仙丈ケ岳」
仙丈ケ岳は2009/8/22に仙流荘に前泊して登った山だ
今回は、山小屋泊の楽々登山だという家
先週は餓鬼岳の相当厳しい山登りをしてきたので、久しぶりのゆったり登山はとてもありがたい(^^
しかも、車の運転もなく同乗するだけなので楽ちんであるチョキ
 
登山口の仙流荘には9時半頃到着駐車場
第一駐車場は9割方埋まっていた
 
イメージ 1

バスの発着場で切符を買う
往復2680円・・・なんと立派な自動販売器が2台設置されていた
イメージ 2

1005発のバスに乗り込む
この時間のバスは空き空きなので余裕を持って座れた
 
北沢峠まで約55分のバス旅バスであるが、運転手さんが山のガイドを詳しく話してくれるので楽しい1時間のバス時間である。
仙流荘前の河原に大きな紫の花が沢山咲いているが、これは「ブッドレア」という外来種で30年まえから増え始めたらしい
河原一面を埋め尽くす紫の花はこの時期壮観であるが有難味はない
樹高は3m~5mにもなる樹木である
 
バスに揺れながら左手に見える鋸岳が次第に大きくなってくる
運転手さんが「鹿の窓」を丁寧に説明してくれるカラオケ
朝は、後ろが青空だったので分かりやすかったが穴は小さいのでみつけにくい
(鋸岳は登ったが鹿の窓は通過してないんだな~・・・(^_-)-☆)
 
イメージ 3
大平山荘(おおだいらさんそう)
おおひらではなくおおだいらと読む
小屋主さんが9割の方が間違えて読むと言っていた(^^
ここで冷たい水を補給する
今回は馬の背ヒュッテで水は自由に補給できるので小屋まで必要な量があればよい
今回は、お茶を含め1.5ℓをザックに入れた
小屋主さんの話
「今日は馬の背ヒュッテで泊まる人が多いようですよ」
「毎日4時ごろには雷はならないけど雨が降っていますよ」
(え?雨?下界は全然ふってないのに・・・やっぱり山は違うな~)
 
小屋周辺に咲く花を撮影
 
イメージ 4
タカネビランジ
 
イメージ 5

イメージ 6
マツムシソウ
 
イメージ 7
タマガワホトトギス
 
イメージ 8

ヨツバヒヨドリの花を求めて舞うアサギマダラ
 
 
イメージ 9
トイレや水の用意をして出発
先頭はリーダーのKさん
私は、花の写真を撮りたいので最後尾を歩くカメラ
 
今日は大平山荘から藪沢重幸新道を歩き馬の背ヒュッテまで2時間30分の標準タイム
 
イメージ 10
シラビソやコメツガの樹林帯に入るとすぐに九十九折れの急坂になる
 
いかにも南アルプスの樹林帯を思わせる登山道にはコフタバランやコイチヨウランの小さな花が所々にあり体を折り曲げて撮影しようとするが・・・なかなかピントが合わない(まともな写真はとれず残念・・・)しょぼんしょぼんしょぼん
 
イメージ 11
キソチドリ?
 
イメージ 12
ヤマサギソウ?
 
イメージ 13
コイチヨウラン
 
イメージ 14
榛の木(鋸岳展望台)
この山を登った時の怖かった思い出がよみがえる・・・
 
Kリーダーは足が速いので我々のパーティは先頭から最後尾までが相当長~い(^^♪皆さん自由にマイペースで歩いているようだ・・・私もマイペースで歩けて有難い(^_-)-
 
11時半頃お腹が空いたので急坂の途中でランチタイムとする
朝、コンビニで買ってきたおにぎりを食べるおにぎりおにぎり食パンコーヒー
30分ほど休憩して腰をあげる
 
イメージ 15
丸太橋(何人かの人が休憩中)
我々も小休憩
沢の風がひんやりと冷たく気持ちいい
樹林帯を抜けここからは沢沿いに登っていくことになる
 
ここからは沢沿いのお花畑が広がる・・・
お馴染みの花がほとんどだが花がでてくると急な登りでも何の花だろうと気になり疲れも癒される
リーダーKさんはポケット高山植物図鑑を手にして花の名前を教えてくれる・・・(時々間違いはあるが意気込みを買おう・・・(^_-)-☆)
メンバーには植物に詳しい人がいるので未熟な私にはとても参考になる
 
イメージ 16
トリカブト
 
イメージ 17
 
イワオトギリ
 
イメージ 18
ミソガワソウ
 
イメージ 19
タカネグンナイフウロ
 
イメージ 20
沢沿いに登る・・・雪渓が残る・・・
 
イメージ 21
トモエシオガマ
 
イメージ 22
センジュガンビ
 
イメージ 23
タカネナデシコ
 
イメージ 24

 
イワツメクサ
 
イメージ 25
クロクモソウ
 
イメージ 26
ウサギギク
 
 
初めはいい天気だったが次第に怪しげな雲がでてきた
大平山荘さんの話だと夕立は4時頃・・・
小屋には2時頃到着予定だから雨には降られないだろうと思っていたのだが・・・
1時45分頃ポツポツと雨が落ちだした雨
 
やばいな~と嫌な予感・・・しょぼん
合羽着用の指示があり大急ぎで合羽を着ると凄いどしゃ降りに・・・雨雨雨
メンバーの山ガールが合羽を着るときに足を攣ってなかなか着れない・・・
疲れた体で動きの制限される中では時々こういうことが起こる・・・
 
 
カメラが濡れないようにザックにしまったのでこれより小屋まで画像はない
 
イメージ 27
2時15分馬の背ヒュッテに到着
到着と同時に雨が止む(しかし、この後何回もふったりやんだりが続く)
 
小屋の係員がでてきて濡れているものを拭くようにとタオルを貸してくれた
(小屋内が濡れるのを避けるためだろう・・・)
小屋の説明はリーダー一人が受ける
朝夕食で8500円
ザックは寝床には持ち込み禁止
ザックと合羽は乾燥室に置く
 
イメージ 28
今日は一人1畳(・・・こんな感じ)
最終的には60人ぐらいの宿泊か?
 
水場とトイレトイレは外にある
15時頃までトイレは外部の者が無断で使用できないよう鍵がかかっている
宿泊の者が使用する場合は係員に申し付ける(こういう小屋は初めてだ)
でも、係りの人の対応もいいし、小屋内も綺麗で快適な小屋です
 
小屋の女性にユニクロの社員ですか?と聞かれた
今日も私のウエァ―は錦織モデル
ニシコリファンとしてはこういう質問はとても嬉しい(^^
(今朝8/9錦織圭シティオープンで決勝進出決定・・・ガンバレニシコリ!!)
 
外のベンチでコーヒーコーヒーを楽しもうとコンロを持ち出して準備していると
雷が鳴りだした・・・雷雨
慌てて小屋の中に逃げ込む家
その後降ったりやんだりの天気が続き結局コーヒーを作れずじまいしょぼん
 
食堂兼談話室でテーブルに地図を広げてこれからの山登りの構想を練る・・・
 

 
イメージ 29
夕食は5時から30人弱が入れる食堂
本日は2回転で第1回目に食べることができた
ここの夕食はカレーライスです・・・勿論お代わり自由
「おかわりは5杯までどうぞ!(^^)!と言ってくれたが中高年ばかりなので沢山食べる人は少ない。
イメージ 30
甲斐駒ヶ岳の隣に虹がかかりました
 
消灯は20時・・・明日は晴れますように
 
No2へ続く