2015.2.28(日)天子ケ岳
上佐野登山口から東海自然歩道で天子ケ岳へ!
上佐野登山口8:50―――ベンチ9:45―――分岐11:25―――11:45天子ケ岳12:20―――上佐野登山口14:15
(上り 2時間55分 下り 1時間55分 計4時間50分)
天子ケ岳 1330m
長者ケ岳・天子ケ岳へは静岡県富士宮市の田貫湖から登るのが一般的だ。
長者ケ岳は山梨百名山に指定されているのに、「アタック百名山」が紹介しているコースは山梨側からではなく田貫湖畔からのルートを紹介している。
長者ケ岳~思親山に繋がる東海自然歩道があるのにどうしてなのか
そこで、山梨県南部町上佐野の登山口から天子ケ岳へ登って見ようと考えた。
残念ながら、このコースは山と高原地図がないので南部町のハイキング案内パンフレットを参考に登ることにする
上り2時間50分下り2時間15分計5時間5分が参考タイム
南部町上佐野へ車で入るには井出駅から細い山道を上り八木沢集落で内船からのルートと合流する(これがナビのコースであるが、道路が狭いので内船から入った方が走りやすい)。八木沢から上佐野までは全舗装道路であるが、道幅が狭いためすれ違いのため2回もバックするはめになった。
天子湖が見えるかと期待して走ったが残念ながら良い展望箇所はなかった。
富士山はいい展望箇所があった。(保険の一枚)
井出駅から登山口まで30分以上かかる(結構遠いのだ)
登山口は上佐野部落を抜け、町営バスの終点「上佐野」を過ぎると道がYの字に分かれており右に行き、橋を渡った所に東海自然歩道と天子ケ岳への案内表示がある
車は分岐の少し広くなった側道に停めた。
へこんだところが佐野峠・・・左の山が思親山
このコースは数年前の台風の影響により登山道が崩壊し、一時通行禁止の時期があったようだが、今は通行できるようになっているようだ。
右に曲がって50mほど行くと東海自然歩道を示す標識がある
遭難事故多発と熊出没注意の看板が目を引く
山梨百名山長者ケ岳5.9kの看板がある
登山口の標高は450m、天子ケ岳は1330mなので本日の標高差は880m
比較的新しく整備された橋を渡りいよいよ登山開始
東海自然歩道らしいよく整備された階段から・・・
最初は植林帯であったがまもなく雑木林になり苔蒸した山道などなかなか気持ちのいい登山道である
急な坂も少なくだらだらと標高をあげていく感じである。
ルート上で目印になる場所は特にない
唯一あったベンチ・・・ここまで登山口から約1時間・・・
9:55
時々こんな看板が出てきて残り距離が分かる
(それにしても天子ケ岳と長者ケ岳を同じくくりにしてあるのはビックリだ)
左手の樹林越しに山梨百名山の三石山がずっと目安になる
東海自然歩道らしい橋が沢山ある
でも、場所によっては崩壊している橋もあり・・・土砂により道が塞がってしまっている所もあるので十分注意が必要だ
南アルプスも頭をだしてきたぞ~
10:40 残り2.4Kの表示
天子ケ岳の頂上を右手方向に見ながら一旦左の腹を迂回して長者ケ岳と天子ケ岳の間に出るため若干の遠回りになる。
三つ石山 後ろは南アルプス
尾根に出る直前はかなりの急坂であるが、そこを踏んばると尾根分岐にでる
分岐に到着!
樹林越しに富士山が見えた
ここから左に行けば長者ケ岳、右に行けば天子ケ岳
今回は天子ケ岳を目指す
ようやく雪面に遭遇
登山道だけコチコチに凍結しておりよく滑る
土が出た所もあるしアイゼンをつけるのは面倒なので注意しながら登る
ここまでくると登山者がいる
降りてくる人はつけていた
登山道をそれれば雪の凍結もなく大丈夫そうだ
尾根にでると雪はなく今週特に暖かくなったので殆ど融けてしまったようだ。
天子ケ岳山頂到着
山頂標識はちょっと寂しい
広い広場があるが、ここは富士山展望の富士見台が一番の展望スポット
富士山綺麗に見えた
山頂広場でランチタイム
風もなく暖かい
ゆっくりランチタイム
単独登山者が休憩していたが、南の方に下っていった。
30分ほど休憩して私は登ってきた道を引き返すことにする
すると、続々と登山者が登ってくる
分岐からはまた一単行・・・
・・・(^^♪
無事登山口に到着
この上佐野へは町営バスが運行している
一日3便
料金は100円
縦走計画を作るには利用できそうだが土日祝日は運休らしい!
本日の登山ルート