2013.8.11(日)浅間山(黒班山・蛇骨岳・前掛山)
車坂峠4:50―――分岐6:18―――トーミの頭6:27―――草すべり分岐6:32―――黒班山6:50―――蛇骨岳7:15―――仙人岳7:34―――Jバンド7:51―――分岐8:15―――9:31前掛山9:55―――湯の平口11:11―――火山館11:15―――湯の平口11:30―――12:25トーミの頭12:45―――車坂峠13:26
(周回行動時間 8時間35分)
車中泊は前回よりもぐっすり眠ることができた
静かなことと気温が良かったことが原因か
朝は、めちゃめちゃ涼しかったので毛布に暫くくるまってねた
4時ごろ朝食を食べる
オニギリと味噌汁
ビジターセンターはまだ閉まっているのでトイレが使えない
高原ホテルの方に歩いていくと移動式のトイレを発見
朝の通過行事をこなしておかないと後々の体調に影響してしまうので、これで準備OK
ここは標高1973m
薄暗い中歩き始める
当然のように表コースを選択する。
火山特有の黒い溶岩台地を進み、林床の熊笹が朝露に濡れてズボンの裾が濡れだす。今日もいい天気の予感・・・スパッツをつけなくてもすぐに乾くだろうと濡れても気にしない。
昨日に引き続きコキンレイカの黄色い花が目立つ
点在する溶岩と樹林とのバランスが庭園の雰囲気を醸し出す。
早朝の歩きはいつもの通り、ゆっくり歩き体を慣らし運転・・・
3組の登山者が私を抜いていった・・・・
振り返ると昨日歩いた籠の塔山が見える
ペンキの矢印を追って車坂山を越える。
道は一旦なだらかに下り熊笹の生い茂る鞍部へと導かれる。
再び溶岩のゴロゴロした急斜面を登る。
針葉樹が目立つ中をさらに登ると浅間山の山容が目に飛び込んでくる
朝日と重なり、黒い浅間山が一層黒く見える
槍ケ鞘の避雷小屋は大きなドーム型・・・これは小屋なのか・・・?
巻きながら登っていくと開けた場所で浅間山の全容が目に熱い!
今なお水蒸気を噴き出す浅間山は活火山・・・でも、水蒸気は全然確認できない。静かな山容を外輪山が守っている。
日本では、他に例がない火山密集地帯の核心部、その最高峰の活火山!
赤ゾレの頭から見る浅間山はかっこいい
右に突き出た山は牙山、剣ヶ峰
これから歩く先を見るとトーミの頭に数人の登山者が・・・
手前を登っていく登山者も見える
イワインチン
ミヤマシャジン
一旦コルに下る
帰りに使う中コースの分岐を確認し、赤茶けた登山道をトーミの頭に向かって高度を上げる
トーミの頭は見晴らしが良い
まず、目の前の雲海に八ヶ岳の峰々がこんなにも近くに見えるのかとびっくりした。
長い望遠レンズを持ったカメラマンが富士山も見えるよと教えてくれた
確かに肉眼で富士山がぼんやりと見えた。
これから、歩く黒班山の外輪山の景色も素晴らしい
草すべりの分岐で、帰りに登ってくることになる急坂を確認する(この坂を帰路に使うのは相当きつそうだな~と思う・・・実際めちゃきつかった)
黒班山(くろふやま)山頂2404m
ここからの浅間山の景色は素晴らしい。
ここまで登ってきて引き返す人も多いようである。
人物を入れた記念写真をほとんど撮らないが、今日は記念写真を撮ってもらう。
さて、外輪山をグルッと回る予定である。
気持ち良い稜線歩きが始まる・・・
トレランの人に抜かれたが、歩き始めに抜かれた3人組はいつの間にか抜いていた。
コゴメグサ
今年は蛇年なので、是非登りたかったのが蛇骨岳2366m
ここからは、四阿山が綺麗なシルエットを魅了させてくれた。
岩場と広い尾根が入交りルンルン気分で歩ける登山道
コキンレイカ
赤が青空と緑に映える・・・
気持ちいい・・・・
仙人岳2319m・・・・を通過・・・
振り返ると歩いた稜線が
気持ちいい
Jバンド分岐の先には鋸岳2254mがあるが、そこにはいかない
遠くに形のいい山が見えるが山名は不明
尾根からJバンドのルート、そして浅間山の中腹に斜めに伸びる登山道がはっきりと見える。
何故にJバンドというのか?
私見!
浅間山の中腹登山道から見ると登山道の様子が稜線と相俟ってJのように見えるからではないか?
(帰りにビジターセンターで係員に聞くと諸説あるようではっきりしたことは分からないということでした。)
Jバンドの下りは急坂で要注意
でも、あっという間に賽の河原の鞍部につく
下ってきたJバンドを振り返る
浅間山を見ると斜めに走る登山道が見え、ショートカットしたくなるが、登山道は右手に緩やかにまいて合流する。
前掛山登山口、浅間山荘からのルートと合流する
登山注意事項の看板
⇒NO2へ続く・・・・