2012.12.16(日)毛無山
 
毛無山麓登山口812―――不動の滝848―――富士山展望台1054―――南アルプス展望台1120―――毛無山山頂11341226―――地蔵峠1315―――登山口P1436
 
(登り 3時間22分 下り 2時間10分)休憩時間含む
 
毛無山 1945.5m 日本二百名山・山梨百名山
 
富士山の西側に南北に連なっている尾根が天子山塊である。
この山塊で一番人気のある山が一等三角点の毛無山である。
標高は、静岡県の富士川以東で最も高い(実は隣の大見岳1959mの方が高い)
 
今回は富士宮北部の麓集落から直登コースで山頂に向かい、下山は尾根を南下して、地蔵峠から沢に沿って下るコースである。
 
登山口の手前に登山者用無料駐車場駐車場があるが、そこを素通りして有料(500円)駐車場駐車場に向かう。
丁字路の右側に公衆トイレトイレがあるのでそこで用を足してから有料駐車場に向かう。
広い駐車場は10台ほどの車が駐車してあったが、昨日の雨雨で大分ぬかるんでいた。
 
イメージ 1
毛無山は昨年11月に毛無山~雨ケ岳~竜ケ岳と縦走して以来1年ぶり3回目の挑戦になる。前回もそうだったが、この直登コースはきつくて登りがい十分である汗
1週間前から大分冷え込んできたので、冬支度で出かけてきたが、思いのほか暖かい晴れ
 
イメージ 2
登山口から見上げる毛無山
 
ここは登山道に合目の看板がありどのあたりを登っているのか目安になる。
早朝の天気はガスに覆われていたが、次第に青空がでてきて気持ちよい天気になってきた。
 
まずは、不動の滝を目指す・・・
 
イメージ 13
 
不動の滝は落差100m(ほんとに100m?)の大きな滝でなかなかの見ごたえのある滝である。
 
この辺りから樹相が変わり、クヌギ、ヒメシャラ、アセビ、ツツジなどの雑木林に変わる。
道は殆ど登りで景色は変わらない。
 
イメージ 15
道は5合目・・・・辛い・・・
 
イメージ 16
まだ七合目・・・・今日は汗が滴り落ちる・・・
 
 
突然下ってきた単独登山者・・・
なんとなく、出で立ち、風貌からピンとくるものがあった・・・キラキラ
「ミスター毛無山ですか?」
「そうです」
 
見事に当たった!!!!!!チョキ
 
ミスター毛無山は、毛無山1900回以上の強者、現在60歳で61歳までに2000回達成の予定。1日に4回毛無山を往復したこともある。機会があれば5回にチャレンジしてみたい(もう私の想像を超えている)。でも、ウルトラトレイルをやっている人は1時間で山頂に到着するようだ・・・
毛無山オンリーの登山者かと思えば、300名山のうち270は登攀しているという。これには特に驚いた。素晴らしい!
日本200名山は登りがいのある山が多くて面白い・・・
山好きが立ち止まって話をすると止まらなくなる(^^
 
「今日は、浅間山まで見えるよう~」
これは楽しみだ・・・
ミスター毛無山の承諾を得て写真撮影させてもらった(一緒に撮ればよかったと後で後悔・・・得意げ
 
 
イメージ 17
ミスター毛無山
 
まだまだ続く急坂地帯・・・・
 
ようやく到着富士山絶景展望台
富士山西側からの富士山は様相が違う
大きな亀裂大沢崩れ
 
 
イメージ 18
 
イメージ 19
裾野に朝霧高原を従え雄大な富士山
 
 
イメージ 20
右手には愛鷹山塊
その右手には伊豆半島と天城山塊
 
 
 
イメージ 21
毛無山の尾根に続く天子山塊と美しい山並みが広がる
田貫湖が光っているキラキラキラキラ
 
さて、ここまでくれば急な坂はすぐに終わる
尾根に到着すると凍結した雪が現れた
厚さはないが、滑るので要注意
 
 
イメージ 3
 
「北アルプス展望台」の看板があるが南アルプスの大展望台である。
八ヶ岳も分かりやすい
浅間山は八ヶ岳の右手に見える山なのか・・・
写真撮ったが上手く写せなかった(残念)
 
イメージ 4
こんなに美しく見える南アルプスは久しぶりだグッド!
 
イメージ 5
所々凍結した尾根道を東に辿ると毛無山山頂
山頂には10人程度の人々がゆったりとランチを楽しんでいた
お昼近くになっても雲が湧き上がってこない富士山
 
イメージ 6
 
私もレジャーシートを敷いて1時間まったりした時間を過す
今日は風もなく穏やかで暖かいおにぎりおにぎりお茶コーヒー
 
イメージ 7
バラのようなとげがいっぱいの木に赤い実が鮮やか
イメージ 8
もう一度富士山を見納める
左は大見岳
 
さて、下山は、尾根伝いに地蔵峠に向かう あしあし
雪は山頂付近のみで、丸山まで来ると雪はなくなった
丸山は地図には載っているが、山頂標識がないので分かりにくい
 
ここから急な坂になる
落ち葉の下はぬかるんでいるところもあり、油断すると足をとられ転びそうになるので要注意。
富士山展望台もあり、下山時になっても富士山満喫しながら下る
 
イメージ 9
 
地蔵峠
山梨側から登ってくる分岐点である
ここから沢沿いに麓の登山口へ下る
 
石ごろごろで要注意
また、増水時には渡渉も覚悟の登山道
今は渇水期なので問題の箇所はなかった
 
イメージ 10
昔は金鉱石の山だったようです・・・
 
イメージ 11
比久尼の滝(びくにのたき)
厳寒期は勇壮な氷爆が見られるらしい
 
イメージ 12
もう一度富士山展望富士山
 
無事麓登山口に到着チョキ
天気最高でいい山歩きができた
やっぱりこの毛無山は上りが厳しいな~
 
イメージ 14
本日のルート