2011.12.23(金)丹沢山・丹沢三峰
 
三島400====裾野IC===(東名)===秦野中井IC===(64号線宮ケ瀬湖経由)===545塩水橋
 
塩水橋630―――800堂平810―――尾根合流920―――1005丹沢山1015―――1100太礼の頭1110―――円山木ノ頭1135―――1210本間の頭1240―――金冷やし1350―――分岐1410―――青宇治橋1510―――塩水橋1525
 
(上り3時間35分 下り4時間30分)
(休憩含む 総時間 9時間)
 
丹沢山 1567.1m 日本百名山
瀬戸沢(せとざわ)の頭 1375m 太礼(たれい)の頭 1352m 円山木(えんざんぎ)の頭 1360m 本間(ほんま)の頭 1344.9
 
丹沢の主要な山頂は大体足を踏み入れたが、東丹沢で気になっていた丹沢三峰。
この辺りは、蛭がいっぱいいるようなので、登るとしたら冬場しかないと考えていた。
シロヤシオの時期に訪れると綺麗な花が見られるようだが、蛭を敬遠してこの時期を選んだ。
宮ケ瀬湖から登るとかなり時間もかかるので、塩水橋を起点に日帰りでの周回コースを計画、塩水橋から丹沢山に登り、丹沢三峰は下りルートで歩き、高畑山の近くから青宇治橋へ降りるルートを考えた。
 
塩水橋までの車のルートは、ナビだとヤビツ峠越えのルートが近いようだがヤビツ峠から向こうはかなり道路が狭く、接触事故が多いという記事があることと、凍結の心配を考え、遠回りだが、宮ケ瀬湖経由で塩水橋に入った。
宮ケ瀬湖から塩水橋までのルートもかなり狭い場所があり、対向車とのすれ違いは要注意である。
 
予定よりかなり早く塩水橋駐車場に到着した。
日の出前であたりは真っ暗、でも1台の車がすでに停まっており登山準備をしており、真っ暗な中をヘッドライトを使って歩き出した。星空
我々は、辺りが薄ぼんやりするまでゆっくりと登山準備にかかり、630分に出発した。その間、車が3台ほど入ってきてこの場所に停めていた。山の人は早い。
 【6:30】出発
天王寺尾根と塩水林道の二つのコースがあるが、標準タイムを見ると、塩水林道の方が時間が短いので塩水林道コースを選択した。閉まっているゲートの横から入り綺麗に舗装:された林道を歩く。
 
まだ歩き出しは真っ暗
まもなく、天王寺尾根との分岐になるので、舗装された道なりに進む。
途中道路は全面凍結しているところもあった。
林道歩きは兎に角長い・・・・汗汗汗
 
800】堂平
イメージ 1
林道終点箇所である。
3台の車が停まっていた。
丹沢山山頂まで1時間20分の看板がある(実際は2時間近く要した)
ここからいよいよ本格的な登山道になる。
イメージ 11
綺麗に整備された登山道は大変歩きやすい。
 
イメージ 14
ルートが川を越えると北斜面になる。
イメージ 15
すると、登山道は踏み固められた雪が氷となり、アイゼンを装着する。
空を見上げると快晴の予定であった青空は隠れ、なにやら怪しげな灰色の雲が次第に面積を広げつつある。(このコンビは雨が似合うのか・・・雨が多い(*^_^*)
 
後ろを振り向いてもだれも登ってきていなかったが、ここにきて後方から単独登山者が歩いてくるのが確認できた。
 
つづら折れの道を天王寺尾根に向けて登っていくと尾根で合流する。
920】天王寺尾根合流
イメージ 16
 
尾根は雪が積もっていないので、アイゼンをはずす。
ここまで来ると丹沢山は近い。
前方を見ると3人組が階段を登っているところであった。
 
梯子、鎖場から後半のルートである丹沢三峰の山並みがよく見える。
大山方面は灰色の雲に覆われどうやら雪が降っているようである。
 
イメージ 17
丹沢おなじみの木の階段が続く。
 
イメージ 18
丹沢三峰・・・後半はこの峰を歩く
 
1005丹沢山
イメージ 19
山頂に着いたときはかなり雪が降り出した。
富士山側どころから塔の岳も蛭ケ岳も全く視界不良。
寒い!もう一枚着用し防寒対策をする。
イメージ 20
ヤビツ峠からヘッドライトをつけて5時に出発したという単独登山者は、蛭ケ岳にいく予定を変更してこのまま下山するとタバコを上手そうにすいながら話していた。
とおり雪であるので、降ったり止んだりであるが、アイスバーンの上に雪が積もると下が確認できず怖い。
展望ないことと、本日の目的はここからなので、10分ほどの休憩で山頂を後に丹沢三峰ルートに向かう。
 
イメージ 2
こちらの斜面は雪が多いのでアイゼンをつける。
今日は、アイゼンは不要かと思い一応保険のためにもってきたが、フル活躍である。
ここからいくつかの峰を越えていくことになる。
 
イメージ 3
下りのルート上は雪が沢山あるので、アイゼンをつけるが、登り斜面は全く雪がないので、鞍部と頂上部でアイゼンをつけたりはずしたりがかなり面倒くさいが、安全優先で雪の斜面は必ずアイゼンを装着した。
 
塩水林道ではあわなかったが、こちらのルートは宮ケ瀬湖から登ってくるグループに何組かとすれ違う。
イメージ 4
太礼の頭
イメージ 5
丹沢山
イメージ 6
円山木の頭
イメージ 7
下りの登山道
イメージ 8
蛭ケ岳
イメージ 9
本間の頭  ベンチで休憩ランチタイム 
 
 
1210】本間の頭
丹沢三峰の最後の頂上部
テーブルがあり宮ケ瀬湖から歩いてきて、本日は山小屋泊まりだという単独者と一緒にランチタイムおにぎりおにぎりお茶コーヒー
ここまで長い長いといっていたが、ここから丹沢山までまだまだ長い・・・
ここから下は南側の巻き道になり、アイスバーンの箇所はないという情報によりアイゼンをリュックにしまい30分ほどの休憩で先に進む。
 
樹林に覆われた登山道はこの時期こそ樹林越しに町が見れるが葉が茂りだすと展望は殆ど期待できそうもない。
 
1350】金冷やし
唯一の鎖場
特に怖さはないが単調なルートの中での清涼剤
岩場から町並みもみることができる
イメージ 10
 宮ケ瀬湖
1410】分岐
青宇治橋への分岐、ここから鋭角に右に折れ、青宇治橋を目指す。
送電線のある鉄柱箇所は展望のいい見晴台の表記があり、ちょっと寄り道して展望を楽しむ。
平坦な捲き道かと思っていたら、途中からかなりの急坂であった。
分岐から1時間ほどで青宇治橋に到着
ここから車道を15分ほど歩く車を停めた塩水橋駐車場に到着。
イメージ 12
【15:25】塩水橋到着チョキ
 
帰りは、ヤビツ峠へのルートはどんな道なのか気になったのでヤビツ峠を越えるルートを選択、途中護摩屋敷の水を汲み帰宅した。
やはり道路は所々狭くすれ違い要注意道路である。
イメージ 13
本日の登山ルート(クリックで拡大)