2011.11.23(水)毛無山~雨ケ岳~竜ヶ岳
 
富士山の西側、天子山塊は朝霧高原を車で走ると気になっている縦走コース。
春には、長者ケ岳~熊森山~地蔵峠と歩いたので、今回は毛無山~雨ケ岳~竜ヶ岳を計画した。
本栖湖Pに集合し、車1台をデポ、もう1台で毛無山登山口へ行き縦走する計画
 
自宅500===本栖湖P630===645毛無山登山口麓P
毛無山登山口麓P655―――不動の滝735―――5合目825―――展望台937―――北アルプス展望台950―――毛無山10001015―――大見岳1033――――タカデッキ1105―――雨ケ岳11351220―――端足峠13051315―――竜ヶ岳13481355―――竜ヶ岳登山口1454―――本栖湖駐車場1510
 
(毛無山山頂まで3時間、毛無山から雨ケ岳まで1時間20分、雨ケ岳から竜ヶ岳まで1時間30分、竜ヶ岳から駐車場まで1時間15分・・・合計7時間5分)
・・・・下りは若干?早めに歩いています・・・走る人走る人
 
本栖湖の竜ヶ岳登山口には大きな駐車スペースがあるが、水浸し状態であったため、手前の舗装された駐車場に車を停め、もう1台の車に乗り換え、毛無山麓登山口へ向かう。
毛無山は登山口手前に無料駐車場があるが、登山時間短縮のため、麓有料駐車場駐車場まで行く。
 
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2台の車が停めてあった。
500円の駐車料金を専用の紙袋に自動車ナンバーを記入して、駐車料金ポストに投入する。下山時には領収書がワイパーに挟んでくれてある。
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毛無山は平成171月に登って以来の山なので実に7年ぶりの山である。
登山口付近は紅葉が下りてきて、綺麗なもみじが差し込む朝日に彩りを与えてくれている。
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毛無山山頂方向を見上げると山頂付近の木々が白く輝いているが、ひょっとして雪雪雪が積もっているのか・・・?本日は、誰もアイゼンを持ってきていないので少し心配になる
 
天気予報はいまいちの予報くもり雨であったが、夜明けとともに青空が広がりいい天気晴れになってきた。
 
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不動の滝、落差100mで一条の白い線となって落下するさまはなかなか壮観である。
 
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樹林越しに見える富士山
 
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1合目から頂上まで合目表記があり目安になる
 
しかし、この登山道の傾斜はなかなかきつい・・・汗汗汗
 
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展望台から富士山!富士山
綺麗に見えていた富士山も日が上がるにつれてあっという間に変化する。
もう霞がかかってきた。
春に縦走した長者ケ岳~熊森山の山並みが懐かしい。
 
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天子山塊の山並み、遠くに駿河湾(クリックで大)
 
展望台を過ぎるとまもなく尾根につながる。
北アルプスの展望台は期待をこめて岩に登るが、残念ながら南アルプスも見えない霞の中でした。
 
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登山口から3時間かけてようやく毛無山山頂1946m)に到着。
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富士山の展望抜群!
まもなく単独女性が山頂に到着した。
「東京から赤富士の撮影を目的にきたが、残念ながら赤富士は撮れなかった。折角きたから、毛無山を登って帰ろうと上がってきた」ということであった。カメラカメラカメラ
 
山頂でゆっくりしたいところであるが、後半の計画は、かなり標準タイムよりも節約タイムで計画しているので、15分ほどの休憩で先に進むことにする。
山頂標識に「ここから雨ケ岳へのルートはコースに詳しいベテランと同行してください」と記載がある。
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ほぼ平坦な気持ちのよい登山道が続く。
上を見上げるとぱらぱらと雪が風に乗って舞い落ちてくる。
木の先端部分には雪が積もっている。下から見た光景は雪であったのだ。
登山道には、霜柱はあるが雪の痕跡はない。
 
次は、この山塊で一番標高のある大見岳(1959m)であるが、山頂標識がないので特定が難しい。 富士宮市 発行のパンフレットと山と高原地図では表記場所が若干違うようだ・・・
 
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大見岳と思われる山頂
を通過し、次はタカデッキに向かう。
樹林の中を下っていくが、本日もリード役のminoさんのペースは実に速い、走るように下っていく(^^♪私が作成した毛無山からの短縮タイムプランにかなり影響しているようだ(*^_^*)
 
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これから向かうタカデッキ
 
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歩いてきた大見岳
 
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毛無山が遠くになった・・・
 
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富士山はずっと右手に見えている・・・
 
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タカデッキも山頂表記はなく山頂がどこか定かではない。しかし、この周辺も笹原で気持ちのよい場所である。
予定ではここで、昼食予定であったが、時間も早いため、雨ケ岳で昼食することにして先を急ぐ。
 
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雨ケ岳山頂からの富士山
 
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予定より早く雨ケ岳に到着
ペアの登山者がランチタイム中であった。
 
予定していた時間よりかなり早く進行しているため、少しここでゆっくりランチタイムとする。
 
すると、西側の笹藪から5人のグループが登頂してきた。
登山道もないところからいきなりガサガサとでてきたので、熊の出没かと思った・・・
どこから歩いてきたのか聞いて見ると、最近の高原地図に破線で載っているルートだという。
それよりもビッグなハプニングが!!!
このグループは芦安ファンクラブの一員で、同行のminoさんの奥さんが百名山を達成した4年前に間ノ岳に登頂した時に知り合った女性であることが分かり、minoさん大盛り上がり(*^_^*)
こういうハプニングは嬉しいですね~
しばしの山談義で昼の休憩はあっという間に時間が経過する。
 
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雨ケ岳からはかなり傾斜のきつい下り坂。(7年前の夏にこの坂を登りへろへろになったことを思い出す・・・)
 
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樹林越しの左手にはに紺碧の本栖湖が見える
 
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トレイランのお兄さんが我々を追い抜き、あっという間に竜ヶ岳の登山道を駆け上がっていった・・・(樹林越に竜ヶ岳!)
 
端足峠で、竜ヶ岳に上るか?本栖湖に下りるエスケープルートを選択するか相談する。
端足峠から竜ヶ岳の登山ルートは歩いたことがないし、まだ時間的には余裕があるので、竜ヶ岳を目指すことを選択する。
最後のきつい登りにうんざりするかと覚悟していたが、意外に歩きやすくあっという間に山頂へ到着。
 
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小さな犬を2匹連れた若いカップルが休憩中の閑散とした山頂であった。
私は、犬を避けて遠いベンチで一休み!
吹きさらしの山頂は若干風がでてきており少し寒くなってきた。
今日の天気予報は夕方から雨模様・・・少しずつ空気の感触が変わってきた。
富士山には笠がかかってきた。
 
休憩もそこそこに下山へ。
 
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西湖や御坂山塊の山並み、樹海の眺めが美しいところである。
予定では、東屋経由であったが、急坂近道コースで下山。
 
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本栖湖とパノラマ台・三方分山
 
登山口間近でぽつぽつと雨が落ちてきたが合羽を出すこともなく無事駐車場に到着。
毛無山登山口まで車を回収し、帰りは、富士宮で「お好み焼き」と「富士宮やきそば」と「もんじゃ焼き」を食べて解散!
 
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 本日の歩いたコース
 
またまた、ロングコースでしたが、充実した山歩きができました。
山頂では素敵な出会いに立ち会うこともでき、山の楽しさが又一つ膨らみました。
同行のminoさんkenさんありがとうございました。
また、面白そうなコースを練りますのでよろしくお願いします。