2011.9.30(金)~10.2(日)荒川三山・赤石岳
【1日目】
8:00大駐車場===(バス)===9:00椹島(1100m)9:30―――鉄塔10:55―――11:50~12:00ランチタイム ―――清水平(1870m)13:15―――蕨段(2073.2m)14:05―――見晴台(2140m)14:20―――16:20千枚小屋(2500m)(泊)
(一日目 6時間50分)
念願の荒川三山・赤石岳!
9月初めの計画が台風の影響で断念せざるを得なくなり、この時期にずれ込んでしまった。
静岡から富士見峠を抜けていく道路は台風の影響で通行止め。
島田から大井川に沿って上っていく。
この時期の東海フォレストの第一便のマイクロバスは8時出発である。
前日の夜のうちに駐車場に入るため、仕事を終ってから島田から暗い夜道を只管上流に向かう。
田代の部落を過ぎると真っ暗闇になり、まずは「かもしか」に遭遇、次は「日本鹿」の2匹連れに遭遇し、危うく衝突するところであった。
しばらく行くとまた「かもしか」が悠然と道路を歩いていた。
井川の夜道は野性動物園!・・・衝突に要注意
夏季の臨時駐車場には一時の勢いはなく50台程度駐車状況であった。
・ ・・・・ここで車中泊・・・・・
【9月30日】
今日の天気予報は雨模様・・・
コンビニで買っておいたオニギリを食べ、8時のバスを待つ。
東海フォレストのバスには3000円を払って乗る。
山小屋に泊まり、この3000円は宿泊費から差し引いてくれるので、結局バス代は無料ということになる。山小屋に泊まらないとこのバスに乗ることができない。
本日のバスの乗車人員は我々2名のほか14名(定員は28名)であった。
椹島まで1時間。運転手が紅葉の時期や見ごろについて案内してくれる。紅葉の最盛期は10月下旬ということです。畑薙の紅葉は絶品です!
台風の影響で崩壊した箇所もあり、一時は通行止めであったが急ピッチで修復したようである。
しかし、道路は悪路。ものすごく揺れる・・・・酔ってしまいそうであった。
椹島には9時到着。
トイレを済ませてすぐに出発しようとしたところ雨がやや降ってきたのでザックカバーをかけようとしたら、ザックカバーのゴムが外れてしまい、その修復に20分も費やしてしまい、出発は大幅に送れ9;30。
天気は小雨がぱらつく中の出発。
空を見上げる所々青空も見えるが、今日の天気は下り坂の予報、期待できない。
登山口から5分ほど上ると林道に出る。
暫く二軒小屋方面に歩くと左手に登山口があり、いよいよ本コース。
ここから長く辛い厳しい7時間コースの始まり・・・・。
何本かの沢を渡るといよいよ急登になる。
今回はいつもよりザックの中身が多いのでことのほか重い。
出だしは快調であったが次第にペースが遅くなる。
周りは樹林帯、展望は全くなく、只管下を向いての上り坂。
高度が上がってくるとガスが濃くなり、次第に雨模様に・・・
ここで合羽を着用、
今まで立ち休みできたのに、疲れの増幅により腰を下ろしての休憩になる・・・
途中に標識はほとんどなく、見つけた標識は残り4時間・・・
気が遠くなる・・・
展望地でもこんな状態・・・
ランチタイムは、昨日買ってきたコンビニオニギリを食べるが、なんとか小屋に4時までには入りたい願望により休憩時間も殆どとらずに出発・・・
「駒鳥池」凄く綺麗な池でしたが気力が萎え上手く撮れなかった・・・
急坂ではないが延々と続く坂道に、もう二度とこんなきつい山登りはご免だ・・・
こんな考えが何回も頭をよぎる。
ふらふらになりながら16時20分千枚小屋に到着。
嬉しい瞬間である。
千枚小屋は新築小屋の建設中!本年11月には完成予定!来年からは新しい小屋に泊まれます。
今は、プレハブ小屋!
今回の山登りは1泊はテント泊、1泊は山小屋の予定で最初は、千枚小屋でテント泊をするつもりであったが、天気が悪いので、千枚小屋では小屋に宿泊し、赤石小屋でのテント泊に切り替えた。
早速、宿泊手続きをする。
1泊夕食つきで7000円、バスに乗るときに3000円払っているので4000円追加でOK!帰りにこの領収書を見せればバスに乗れる。
宿は、月光荘と百枚小屋があるが、我々は月光荘。
指定場所は、2階、一人1畳でゆったりである。
1階に先客が10人ほどおり酒盛り中であった。
このグループは椹島へ宿泊したグループで、明日からずっと同じ行程を辿ることになる。
2階には、2人の先客がいたが、この二人は高山からの富士山撮影のために連泊していると話していた。
この後、6人のグループが6時頃到着し、宿は楽々スペース!
快適な空間であった。
5時から夕食。
外は霧雨・・・・明日の天気予報は晴れ!嬉しい天気予報の外れ!期待が膨らむ。
疲れが激しく6時には就寝・・・・
さあ、明日は念願の荒川三山・赤石岳縦走だ!・・・・続く