2011.9.23(土)乗鞍岳(3,026m)
乗鞍高原P7:20~8:00―――9:12畳平9:20―――肩の小屋―――蚕玉岳―――剣ケ峰10:55~12:00―――富士見岳―――13:10畳平14:05―――乗鞍高原P
夏の暑い時期に行き花畑を見る計画を立てていたのであるが、台風と雨の影響により2回も延期となり、とうとうこの時期になってしまった。
乗鞍岳は3000mを超える山頂を持つ山であるが、2702mの畳平までバスで入れるので、山頂までの標高差が少なく、山登りのスタイルでない人も訪れる山である。
中央道を北上し、長野道は松本ICから国道158号線を上高地方面に進む。
乗鞍岳には、長野側の乗鞍高原からバスで入る方法と岐阜県側の平湯温泉からバスで入る方法があるが、近距離の乗鞍高原から入る。
上高地方面に進み途中乗鞍高原・白骨温泉の矢印に基づき左折し、どんどん上っていくと乗鞍高原に入る。
乗鞍観光センターの前に広い無料駐車場がある。
(駐車場から見える乗鞍岳)
3連休の初日で天気も良いので、相当の人出が予想されたが、時間が早いせいか余裕で停めることができた。
バスに並ぶ人の姿が少なくタクシー待ちの人がいっぱい並んでいる。
聞いてみると、畳平付近の道路が凍結していて、バスを出せないという情報である。
(下界から考えると信じられないようことが高山では起こっているのである)
折角ここまで遠距離を運転してきたのにここから先行けないのでは寂しい・・・
暫くすると、畳平まではいけないが手前の「肩の小屋口」まで行くというアナウンスが流れ、タクシーの行列は一気にバスの行列に移動する。
早々にバスの往復切符を購入する(往復2,400円)
結局3台のバスが先導の乗用車の後に車列を作って乗鞍エコーラインの高度を上げていく。
本日の天気は上々!
北アルプスの山々(奥穂高岳、前穂高岳、槍ヶ岳・・・)が見え期待に胸が高鳴る。
終点間近になり、無線連絡が入り、9時に畳平へのゲートが開くことになり、結局畳平まで行けることになった。やったー
(畳平へのゲートを空ける岐阜県側の係員)
畳平は岐阜県の管轄であり、イニシアチブを岐阜県が持っているため、長野側はその判断を待つしかないということであった。
(鶴ケ池と乗鞍バスターミナル)
無事畳平に到着
外気温はかなり低い。昨日は2度。本日は3度。
乗鞍岳は、剣が峰(3,026m)を最高峰に、23mの峰と7つの湖、8つの平原を持つ中部山岳国立公園である。
バスターミナル
周辺地図
青空の下歩き出す風がなく爽やか
お花畑であるが、もう花は残っていない
チングルマがそよそよと風に揺れている
左は恵比須岳(2831m)とバスターミナル
不動岳(2875m)と不消ケ池(湖面が綺麗)
肩の小屋・・・・ガスがかかってきた
山頂目指して登山者がいっぱい登っていく・・・
赤い建物は東大宇宙線観測所!左の山は里美岳(2824m)
山頂火口の権現池
蚕玉岳(2,979m)
頂上小屋・・・後ろが山頂
振り返ると綺麗な稜線真ん中が朝日岳(2,975m)
左の雲に隠れているのが御嶽山
手前の山は大日岳(3014m)
溢れかえる山頂剣ケ峰(3026m)でのカメララッシュ
下山時撮影乗鞍ハイキングコース全貌
午後からは風がでてきて急に寒くなる・・・・・
長野県側のエコーライン
下山ルートで寄り道した富士見岳(2817m)からの剣ケ峰
残念ながら、富士見だけど富士山は雲の中・・・
富士見岳から見た畳平
左の山は恵比須岳、右手の山は魔王岳(2,763m)
下山後は観光ターミナル横にある「湯けむり館」
で温泉タイム
700円でしたが凄くいい温泉でした
雨にたたられ3度目の正直で実現した乗鞍岳
花の時期は過ぎていたけどいいハイキングができました。
まもなくこの一帯は紅葉ホットシーズンになることでしょう
ナナカマドが大分色づき始めていました
終わり