23.7.30~31 日光白根山
(1日目)
三島8:15===河口湖IC===沼田IC13:05===13:50吹割の滝14:25===ペンション15:10
(2日目)
丸沼高原ロープウェー7:45・・・・・山頂駅8:05―――分岐8:40―――白根山山頂10:17~10:45―――避難小屋11:24~11:47―――五色沼12:05―――山頂駅14:00――ー大沼高原P14:40・・・・・・
日光白根山 2,578m 最高峰は奥白根山で関東以北で一番高い山。
日本百名山
新潟、福島地方に大雨による被害がでている。
そんな中、群馬県に向かう・・・・
【1日目】
三島に集合、246号線から山中湖・河口湖を抜け、河口湖ICから中央道に乗る。
大月から東京方面に向かい、八王子JCTで圏央道に乗り換え関越自動車道の合流点を目指す(圏央道がつながってから初めてこの道路を走る・・・大変便がよくなった)鶴ヶ島JCTで関越自動車道に乗り換え北上する。藤岡JCT付近で渋滞の表示がでて若干混み出す。上里SEにて昼食タイム。沼田ICで高速を降り12号線日本ロマンチック街道を尾瀬・大沼高原方面を目指して進む。
こちらに近づくにつれて雨がひどくなるのではないかという予想をしていたが、雨に降られることもなく順調にこれ、時間にも余裕があるので「吹割の滝」を見学することにする。
適当に、車を停めて、吹割の滝周遊道に従い歩いていくと、川は昨日からの雨で濁流と化し、散策路に濁流が覆いかぶさっている。
当然、周遊道は通行禁止になっておりロープで進入を遮られている。
吹割の滝上方から見る川の状態は、通常期の原型が全く分からない状態であり、見ていると波の中に飲み込まれそうになる。
滝の下から見てみたいと散策している人と情報交換し、蕎麦屋の近くまで行けるという情報に近くまで降りてみる。
濁流はものすごい勢いで川幅いっぱいに水を飲み込み、東洋のナイアガラのイメージは全くない。
濁流見学後は一路丸沼高原を目指す。途中、白い橋の所(鎌田)で左に曲がると尾瀬、直進が大沼高原。
丸沼高原ロープウェー駅広場につくと数台の車があるが、閑散としている。
上を見ると草スキーをやっている人が数人見えた。
駅舎に近づいてみると、紙が貼られている。「本日のロープウェーの営業は中止しました」がーん!
今は雨が降っていないが、午前中相当な雨が降り、通行止めになる可能性がでたため午前10時で営業を中止したとのことである。明日の営業が心配になる・・・
ペンションに到着。
一番奥のロープウェーに近いペンション。
「ゲストハウス ストーン・アイランド」
ネット情報でペットお断りが気に入り申し込んだ(^^♪人間専用のゲストハウス!!
全室ウォシュレット付はここだけのようです(^o^)/
ペンションに泊まるのは初めてワクワク。
貸切の家族風呂はジャグジーも付いていて快適。
風呂上りは当然、地図を開きビールで喉を潤しながらの山談義・・・
明日の天気が一番気になるところであるが、この夏の山計画に花が咲く。
夕食は、洋食フルコースディナー
最後にでたデザートは「クリームブリュレ」大人気のようです。
(これだけ誉めても何にも宣伝費は貰ってません)
早めの就寝・・・
ところが、夜中の2:45
外の騒々しい音に目が開く。猛烈な雨が屋根を叩く。
夜寝る時にみた天気予報では、午前中は大丈夫そうな予報であったのに・・・
暫く猛烈に降り続ける雨音が気になっていたが、15分ほどで静かになる。
3:55
今度は大きな揺れが・・・・
おお~凄い!!!!地震だ~
流石に同室の仲間も飛び起きる。
早速テレビをつけると震度4!福島は震度5!
【二日目】
そんなこんなの夜を過ごしたが、朝は青空も少しだけ見せる気持ちいいコンディション。通常7時半からの朝食を6時半に早めてもらい、7時半から運行のロープウェー乗り場に直行する。
流石に山登りの人は朝が早い。
もう多くのハイカーが到着し、ロープウェー乗り場に集合している。
我々も準備を整え、ロープウェーに(往復1800円)。
全長2500m、高低差600m、所要時間15分
山頂駅は広くお花畑もいっぱいの「ロックガーデン」。
「天空の足湯」は日光白根山を歩いたあとに浸かれば気持ち良さそう。
コマクサがいっぱい。
白いコマクサも!
ピンクのコマクサが主流だが、真っ赤なコマクサも。
ハクサンフウロ
シラネアオイは6月の花。流石に葉っぱしかなかった。
イブキジャコウソウ ノコギリソウ
ヨツバヒヨドリ カニコウモリ
準備体操をしていざ出発。
二荒山神社に安全登山と天候祈願をして登山道に進む。
鹿対策の折を開けて登山道に進む。
広い登山道は歩きやすくウォーミングアップに丁度よい。
不動岩、大日如来など目印のキーポイントでタイムを取る。
わかり易いハイキングコースの看板が随所に立てられている。
自然散策コースの分岐を過ぎるといよいよ山登りらしい登山道になってくる。
この日光白根山は昭和45年10月8日、天皇陛下が皇太子の頃、美智子様と登ったことにより世に知られ有名になったと看板に記載があった。
スタート地点で朝露対策で合羽のズボンだけ着用してきたが、樹林からこぼれてくる霧雨対策でザックカバーをつける。
私は、本日はビニール笠をリュックにつけて非常時対策万全である。
樹林帯を抜けると頂上方面はガスの中。
次第に雨粒が大きくなり、また風がでてきて寒さも厳しくなてきた。
ここで合羽の上着着用。
晴れていればきっと素晴しい景色が見られるだろうと想像しながら、登り続ける。
ガスの中山頂を確認。
一旦鞍部に下り、急な坂を20mほど登ると狭い日光白根山山頂である。
多くの登山者が雨の中を記念写真。
標柱の横で悠然と座りながら携帯を操作するオジサンに若干移動をお願いして記念写真(^o^)/天気は悪いながらも苦労してここまで登ってきた日本百名山、今年2座目、通算22座目達成 下山へ続く・・・