2010.10.16(土)蓼科山(2530M)
甲府南IC8:12===中央道===諏訪南9:00===スズラン峠駐車場9:50~10:00―――登山口――――山頂12:40~13:45―――スズラン峠駐車場15:40
(登り2時間40分 下り2時間)
蓼科山は北八ヶ岳にあって、一際大きな山様を呈している。
円錐形の均整のとれた独立峰で、別名女の神山、諏訪富士などの呼び名がある。
山頂は広く岩石が積み重なり、噴火口跡が認められる。
中央には蓼科神社が祀られている。
中央道は諏訪ICか諏訪南ICかで迷ったが、諏訪南ICで降りて、白樺湖方面を目指す。途中芹ケ沢の交差点が若干分かりにくくて、道を間違えたが、無事ビーナスラインを北上する。
次第に高度を上げていくにつれて、山の紅葉が綺麗に色づいてきた。
紅葉に目を奪われてしまうと運転がおろそかになるので要注意・・・
スズラン峠の駐車場に到着、駐車場は道の両側にあるがどちらもほぼ満車状態。
何とか空きスペースを見つけて車を停める。
簡易トイレの設置もありありがたい。
10:00出発
登山口は、少し下がった所にある女の神茶屋の向かい側である。
マユミが木いっぱいにピンクの花をつけている。
登山道は、緩やかに登っていく。丁度ウォーミングアップによい。
紅葉の山肌が朝日に照らされて輝いている。
平らな登山道はすぐに終わり笹の登山道に変わるとともに、坂も急坂に変わる。
樹林越しに北横岳
(登り始めの笹原)
このコースは坂道が大変だと聞いているので、あまり焦らずゆっくりとリズムよく登っていく。
笹薮を抜けると広葉樹林の急坂になる。
石ゴロゴロで歩きにくい。
振り返ると、中腹の色づいた山が綺麗に見える。
中央アルプスの山々も綺麗に見える。
八ヶ岳
急な登りに飽きてきたところで、少し平らな箇所にでる。
ここから、樹林越しに蓼科山の全貌が見える。
あそこまで登るのか~とため息がでそう・・・
ここからが本格的な石ゴロゴロの急坂になる。
少しずつ立ち休みを入れながら、森林限界はまだか?という気持ちで登る。
蓼科湖
ミナミアルプス群
縞枯れ
森林限界に来ると頂上はもうすぐである。
しかし、石が大きいため歩きにくい。大きな歩幅でクリアしなければならないところもある。
周りの木々がなくなり大展望が開けてきた。
北横岳から南八ヶ岳
登山道は直接頂上には向かわず、山頂ヒュッテの方向に向かってなだらかに登っていく。
こういう岩場がからっきし駄目な人もいるようだが、山育ちの私にとってはお茶の子さいさい!
登ってきた道を振り返る
北アルプス
白樺湖
北横岳
まもなく頂上・・・・人がいっぱいだぞ!
山頂側に目をやると多くの人が山頂にたむろして写真撮影中。
まだまだ続々と登山者が登ってくる。登山者は蓼科山登山口7合目または大河原峠方面から登ってくる登山者の方が多そうである。
12:40 山頂
山頂到着である。
山頂は広く、噴火した跡の様相を呈している。
360度の大展望であるが、兎に角お腹がすいたので、まずはランチタイム。
ランチタイムは恒例の暖かい味噌汁と食後のホットコーヒー
山頂で飲むドリップ式のコーヒーはホントに美味しい(^^♪
真ん中は・・・・槍
ランチの跡はぐるっと回って展望散策である。
南アルプス、中央アルプス、御岳山、乗鞍岳、北アルプス、浅間山、荒船山、金峰山、八ヶ岳の山々・・・まさに360度の大展望である。
方位盤を見ながら山の名前をチェックするのも楽しい。
しかし、吹きさらしの頂上は岩陰からでるとまともに風を受けめちゃ寒い。
半袖Tシャツで登ったが、途中から長袖着用、頂上ではその上に薄手のヤッケを羽織る状態。
今まで登った山は割りと分かりやすいが未踏峰の山の名前はなかなか難しい。
しかし、未踏峰の山を見ながら次はそこ行くぞ~と声をかけてやる!
正面は荒船山か?
浅間山
四阿山 篭ノ登山
13:45 下山
相変わらず、頂上の標柱周辺は大変な人だかり、みな嬉しそうな顔ばかり。
時間があれば周回コースの予定であったが、時間的に余裕がないと見込まれるため、ピストン登山に切り替えた。下山は登ってきた道を下ることとした。
私が一番遅い登山者かと思っていたが、下山時も続々と登ってくる人とすれ違った。
15:40駐車場
見込み時間より余計にかかってしまいましたが、無事に駐車場までたどりつくことができました。
帰路は、紅葉の山を楽しみながら走らせる。
紅葉と北横岳
湯川温泉 河童の湯 大人400円で汗を流して帰宅。
河童の湯から見た蓼科山