2009.9.26(土)甲武信ケ岳2475m

自宅3:30===一宮御坂IC5:10===須玉IC5:50===6:50毛木平6:55―――林道から登山道へ7:22―――ナメ滝8:32―――千曲川源流9:40―――尾根分岐10:05―――甲武信ケ岳10:30~11:00―――三宝山11:30~11:40―――尻岩12:07―――武信白岩山12:40―――大山13:30―――十文字小屋13:55―――毛木平15:15

上り3時間35分  下り3時間45分(休憩含む)

西沢渓谷から入り、破風山、雁坂峠を周回しようか?かなり距離あるから日帰りは難しいか?甲武信小屋に泊まれば余裕で歩ける・・・。
直前まで色々と試行錯誤を重ねていたが、毛木平から入り周回するコースが面白そうであったため、結局我が家からは遠いけど毛木平から入ることにした。

自宅を3:30に出発。
河口湖から中央道に乗らず、御坂を通り御坂ICから中央道に乗る。
途中で、朝食のおにぎりとトイレを済まして、須玉ICで降りる。
信州峠を越え川上村に入るとほとんど間違うことなく毛木平に到着できた。
毛木平の駐車場は広く、トイレ完備、コースガイドの説明版などが詳しくおかれていた。

十文字峠から登り、千曲川源流を下ってくるコースを考えていたが、ルート説明図を見ると十文字峠から甲武信ケ岳は上り6時間20分下り4時間50分と記載されている。
千曲川源流コースは上り3時間55分下り3時間15分となっている。
十文字から入ると合計9時間35分、千曲川源流コースは8時間45分。
もう少し、短縮できるとしても十文字から上ると頂上は1時過ぎになってしまうため千曲川源流から上がり、頂上で時間的余裕があれば、三宝山から十文字峠への周回コースを選択することとした。

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身支度を整えいざ出発6:55。
天気予報は晴れマークのはずが、空はどんよりと曇ったままだ。

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甲武信ケ岳までは6.4キロ、千曲川源流までは5.4キロ

登山道は道幅が広く大変歩きやすい。
また、急激な坂もなくだらだらと登っていく感じである。
常に沢の横に登山道があり、川の見事な風景を見ながらの登山である。

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紅葉はすでに始まっており、所々で黄色や赤く色づいた葉っぱが山の緑にアクセントがついている。
8:30歩き始めて1時間30分

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ナメ滝に到着
大きな平な岩の上に苔が緑鮮やかに、色づいた紅葉とマッチしていい感じをかもし出している。
少し休憩してバナナを1本
ここから甲武信ケ岳頂上まで2時間の表示あり。

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水量は次第に少なくなってきているようであるが、水はほんとに綺麗だ。
川底には緑の苔がびっしりと生えていて益々水の綺麗さが伝わってくる。

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山の紅葉の色も大分色濃くなってきており、山は秋様相を呈している。

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9:40千曲川源流標記のある場所に到着。
ごこが、源流なんだと探して見ると、あるある・・・岩のところからコンコンと湧き出している所がある。

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すぐの下流を見るとすぐにかなりの水量になっており、水の湧き出る量が伺える。
綺麗な水をいただく。
美味しい。

ここからは、川の音が全くなくなり、大きなシラビソ、ダケカンバ、ナナカモドの木々の中を急登が待っていた。

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今まで、歩きやすかった登山道が一変し、下を向いての黙々歩きに変わってしまう。
ここで、初めて登山者とすれ違った。
百名山にしてここまで誰にも会わなかったのが不思議である。
30分ほどの忍耐に耐えると分岐にでる。

右に行くと国師ケ岳、金峰山。左に行くと甲武信ケ岳である。

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なだらかな登山道から覗いた甲武信ケ岳の頂上が見えると頂上間近で嬉しくなる。

展望場所から眺める雲取山方面は雲がかかっていてはっきり見えないのが残念。
最後の急な坂を上り詰めるとようやく山頂到着である。

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頂上には7人ほどの先客がいた。
十文字峠のロングコースを歩いてきたものなど様々。
しかし、展望は残念ながら駄目である。今年の百名山は全て展望残念のまきでした。
でも、渓流の登山道は歩きやすく素晴しいコースを実感できた。
頂上には「日本百名山甲武信岳 埼玉県」の大きな看板、いつもの「山梨百名山 甲武信ケ岳」の道標もしっかり建っている。甲州、武州、信州の頭をとって甲武信なんて単純だけどなかなかいい名前だ。

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次は下山だ・・・続く