2007.8.6(月)~8.8(水)北岳・間ノ岳・小太郎山

【1日目】
自宅8:00―――11:20夜叉神峠11:30――(バス)――12:10広河原(昼食)12:45―――15:05二俣―――15:30白根御池小屋(泊)

【2日目】
白根御池小屋5:05―――草すべり分岐6:32―――6:50小太郎分岐―――8:15小太郎山8:25―――小太郎分岐9:50―――10:47肩の小屋(昼食)11:20―――12:10北岳12:44―――13:52北岳山荘(泊)

【3日目】
北岳山荘5:00―――5:32中白根―――6:38間ノ岳―――7:57北岳山荘8:25―――八本場分岐9:10―――二俣11:25―――12:56広河原13:25――(バス)―――14:05夜叉神峠―――14:42温泉―――・・・・自宅


7月は梅雨の影響で、土曜日に全く歩くことができなく、山をやり始めてから初めて空白の月になってしまった。

日帰り登山主流の私にとっては夏の南アルプスは願ってもない時めきの山計画である。
夏休みをいただき8月6日から8日まで2泊3日の山登りである。
本当は、先週の1日から3日の予定であったが、台風接近により勇気有る変更をしてこのときとなった。(結果的には3日とも良い天気に恵まれ最高の山登りになった)

今回は、既に百名山登山を達成しているFさんをはじめベテランのKさん親娘との4人のパーティである。私が一番のひよっこである・・・ピヨピヨと最後尾を・・・

車は有料道路を利用して河口湖から中央道に入り甲府昭和インターから芦安を目指す。途中のコンビニで食料を調達し、山に入ると我々が乗る予定のバスが前を走っている。これに乗り遅れると予定が大幅にくるってしまうが、なんなくバスを追い抜き、駐車場所の夜叉神峠には11:20に到着。

11:30発のバスに乗り込むが満席で座る場所がない。出発時間になりいざ出発となったところで、もう1台バスがでてくれることになり、我々4人だけの貸切バスは広河原へ向けて曲がりくねった道を走る。広河原からこちらに向かうバスは立っている人が大勢おり私たちラッキー。

12:10広河原へ到着。ここで昼食をすませていよいよ待望の日本第二位の高さを誇る北岳登山の始まりである。

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一般車両進入禁止のゲートをくぐり、

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南アルプス北部案内図で行き先を確認し、

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吊り橋を渡る。広河原山荘を右手に見て大樺沢左岸を進む。20分ほどで白根御池小屋への直登コースと雪渓のある二俣方面への分岐になる。

直登コースを避け、二俣経由コースを選択する。

登山道に水が溢れてきており、空気の暑さを清涼感が潤してくれる。

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1時間半ほど歩くと開けた河原にでる。薄紫に咲くミヤマハナシノブが綺麗だ!

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センジュガンビ

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ミヤマハナシノブ

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ミヤマハナシノブ

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タカネグンナイフウロ

暫く歩くと大樺沢の大雪渓が見えてくる。と同時にひんやりした空気が顔に当たり熱くほてった顔が気持ちよい清涼感に心地よい。

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見上げると北岳はガスの中、大パッッドレスも本日はガスの中で見ることはできない。
左手に大雪渓を見ながら、右手には様々な花を見ながら上ると、二俣に到着である。
二俣にはバイオトイレが設置してある。

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二俣で小休止の後、右手の御池小屋方面に向かう。ここからは平坦な道で25分ほどで御池小屋へ到着である。(15:30)

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本日の歩行時間は2:45。

市営御池小屋は昨年8月に改築工事が完了し、素晴らしく綺麗な小屋である。
洗面所、トイレが各階に備え付けてあり今までの山小屋とは大分違う。
水も豊富にあり自由に使える。
夕食時間まで外のベンチに腰掛けて、800円の生ビールを飲みながら間近に迫る北岳と鳳凰三山を眺めながらしばしの憩いのタイムである。
およそ1ヶ月ぶりの歩きであったが、皆の足手まといになることもなく初日は順調に歩くことができてほっと一息である。
山小屋泊に慣れていない私であるが、夜のいびきの大合唱を除けば食事もよく快適な山小屋である。