8月25日(土)曇り、行ってきました富士総合火力演習2018。3年ぶりに参戦しましたが、今年は土曜日の教員演習を見学しました。

 

この演習、皆さん見たことがある方もいるかもしれませんが、今まで生きてきた中で間違いなく一番大きな音が聞けると思います。「実弾演習なので大きな音が出るのは当たり前じゃないかビックリマークと思われるでしょうが、その想像している音の大きさの最低でも100倍の音は聞けると思います。とにかくデカイ音が出ますから。「鼓膜が破れるビックリマークと思うと思いますよ。まぁ、今年もド迫力でした。戦車から戦闘機までオールスターです。

 

 

今年は前日沼津に入り宿泊、始発の御殿場線で御殿場へ。6時半ごろ到着し、そのままシャトルバスへ。シャトルバスは6時から出ていますのでもう既に長い列ができています。25分ほどで演習場に到着。もう既にかなりの人出です。

 

 

僕の席はEゾーンのスタンド席でしたが、スタンド上部はすでに満席でそのすぐ下くらいには座る事ができました。前回はシート席に座りましたが、スタンド席はそれに比べて見晴らしがいいです。目の前では 87式自走高射機関砲 が練習のための射撃をしておりかなりの爆音です。ここから約3時間弱ひたすら待ちます。曇りでもなんの日除けも無いところですから紫外線は浴びっぱなし、かなり焼ける事を覚悟してください。日焼け対策と雨対策は必ず両方必要です。その間にも続々と人がやってきます。他の地方の自衛隊員も多く、今日は来賓として防衛副大臣も来るそうです。

 

そしてようやく開始時刻の10時がやってきました。スタッフの紹介から始まり、各火器の性能・特徴の説明から始まり実際の射撃です。もう、ここからは圧巻の一言です。それぞれ爆音とともに実弾射撃を始めますが、全て命中。まったく外れません。ほんと自衛隊って訓練されてるなと実感します。そして、ナレーションとの連動も完璧で一切手間取ったりしません。

 

 

そうこうしてると90式、10式と戦車が登場しとんでもない速さで疾走してきたかと思うと、大爆音とともに砲塔から火を吹き実写を行います。前の方にいると耳を押さえないとほんとに鼓膜に影響します。このあとはヘリが各種登場し火器の紹介は終わりです。

 

休憩を挟んで後半はストーリー仕立てになっています。島嶼防衛の方法をストリーに沿って実演するといったものですが、わかり易く言えば尖閣諸島等に敵が上陸し一部を占領された場合にどのように奪還し敵を排除するかという内容です。前半に紹介された武器を使用し、徐々に進めていきますが途中戦闘機F2の爆撃があったり、見所満点です。そして敵を排除した後には地上からは全車両の進軍、空からは全ヘリの一斉飛行と大迫力のフィナーレを迎えます。

 

 

ここまでぴったり2時間ですがあっと言う間の出来事です。この演習場までたどり着くのはたいへんですが、是非一度行ってみてください。絶対損は無いと思います。!!