前回の続きです。


うつ病治療をしていく中で、

薬の副作用で体調不良が続き

頭がうまく働かないながらも、

どうしても薬が信用できずにいました。


服用すると、

脳の一部がぽっかりと

機能していない感覚があるのです。


脳の伝達が出来にくくなるから

薬で補うはずなのに、


感覚としてはむしろ麻痺させられている感じで。


治すと言うより、

脳を誤魔化している気がしていました。


体もだるく、吐き気や頭痛の副作用も多いし、

体調はずっと悪いままになりました。

寝たきりの日がとても多かったです。


それにうつ病の頃の記憶が

あまりありません。

生きていた証が無い感じです。


これでは治らないし、

一生飲み続けなければならないのではないか。


なので薬は最小限にして欲しい。

(理由は警戒していて言いませんでした)

出来れば私の今までの生活の中から

うつ病になった原因を一緒に探してもらいたい。

違う方面からもアプローチしたいので

カウンセリングの方をメインにしたいと

お願いし続けました。


カウンセリングも何度か受けましたが、

日頃の通院も数時間待ちなのに

カウンセリングは更に予約もなかなか取れず、

また、受けてもかえって傷つく様な

言われ方をしたりで

本当に苦しかったです。



うつ病の一番辛いところは

やはり感情のコントロールが

うまくいかない事でした。


中でも特に希死念慮は本当に苦しい。


死にたいんですよ。

死にたい程自分が世の中にとって

不要だと思っています。


なのに死ぬ勇気すらない、

本当にクズ、生きている価値がない。


ずーっとそういう感覚でした。


夫にもごめんなさい。

生きてるだけで光熱費の無駄、

食費も無駄、

働けないし、

地球のゴミでしかない。


気分転換に出掛ける?

そんな事していいのか?

でも治る為には

気分転換も必要だし、

早く治さないといけない。

でもこんな不要な存在が楽しむなんて

許されない。

どうしたらいいんだ。


今ではそれは違うとわかりますが、

当時は本気でそう考えていました。

その記憶は今でもしっかりあるんです…。


また、暗くなっても

夫が帰宅する直前まで

電気をつけなかったり、

ティッシュはピリピリ2枚に分けて使ったり、

トイレは何回か毎に流したり。

過剰な節約もしていました。





まだ続きます。