久しぶりに娘の学校の行事へ
出向く事が出来ました。
娘は欠席しましたが、
先生やクラスの雰囲気を知りたくて。
あぁ、やはりこれは苦しいだろうな…。
と思う事や、
これは娘が見たら傷つくだろうな…。
と思う事がいくつか。
地雷の多い娘が気になるポイントを
ついつい探してしまいます。
そんな中、数少ないママ友が
声をかけてくれたり、
今日会えなかったからと
連絡をくれた方もいました。
有り難い事です。
おふたりとも偶然にも
学校で補助教員をされています。
娘の様な、
ちょっと困り事のあるお子さんなどの
サポートをするお仕事です。
娘がまだ幼児の頃からのお付き合いで、
頻繁に連絡する仲ではないのですが、
何かあるとお互い気に掛け合う様な
そんな距離感です。
以前娘の発達や不登校の理由を話をしたら、
すんなり受け入れてくれて、
むしろもっと早くに知れてたら…と
悔しそうにまでしてくれて…。
やはり続く仲で間違いなかったんだと
安心させてくれたおふたりです。
今回は、
今までは挨拶する程度だった方も
話しかけてくださいました。
もう中高生になっている娘さんが、
高学年の頃から行き渋りが始まり、
中学校で不登校になっていた話を
してくださいました。
どうしてるかなってずっと気になってたと、
他人事じゃなくて凄く状況が想像出来て
心配していたんだ、と
話してくれました。
ビックリしました。
クラスのママグループのひとつに
いつもいる方でした。
私とは世界観が違うと言うか、
接点が見つからなくて。
今日話してみたら、共感だらけでした。
自分の緊張がどんどん緩むのを感じました。
今は個人情報の保護もあり、
同じ立場同士を繋ぐ事が容易ではないです。
その方も、自分で1から調べて開拓して、
旦那様やご近所からの無理解に苦しんだとの事。
だから、その孤独感や不安、
自分の判断がこれでいいのか、
常に緊張し試されているような感じだったと。
これは当事者にしか分からないかも知れないね。
もっと繋がりたいよね、って話になりました。
うん、うん、そうなの、そうなの。
って、ずっと頷きながら話をしました。
本当に有り難かったです。
別れ際には連絡先も交換できました。
何かあった時に、
あまりにも特定の方に色々相談したり
場合によっては何かを頼むのも
かなり気が引けるので、
(お相手だって同い年のお子さんが
いらっしゃるのですから)
理解してくださる方は少しでも
多い方が有り難いです。
日々、大変な事には変わりないですが、
気にかけていただけるって、
本当に有り難いな、
辛くなった時は
エールを送ってくれている人がいる事を
思い出そう、って思いました。
やはり、誰からも忘れられてしまうのは
寂しいです。
「思い」は「重い」のでしょうけど…
やはり人間してる以上は、
「思い」も「重い」も必要だと思います。
今はスクールソーシャルワーカーさんや、
相談所の方、放課後等デイサービスの方など、
以前よりたくさんの繋がりができて
サポートをしてくださっています。
それなのに、やはり何となく
不安があります。
もちろん有り難いです。
だけど、お仕事でもないのに、
こうやってご自身の気持ちで
動いて下さる方々がいるってわかるだけで
本当に安心出来ました。
そして今後、
私も似たような方と出会って、
もしお相手が同じ様な状況だったら。
勇気を出して一声かけてみようと思います。
もしお相手が同じ様に
繋がりを求めていらっしゃったら、
安心材料のひとつになれたらいいなって
思いました。
様々なサポート先、
制度、集まりなどなど。
もっと、どうにかして
わかりやすくならないかな。
行き渋り出したあたりから
完全不登校になった直後あたりが
いちばん辛かったです。
最初の時点で、
どうしちゃったんだろう?って
まわりや親が異変を感じた時点で、
もっとたくさんのサポートの情報が欲しい。
なんだ、こんなサポートがあるなら、
とりあえず様子をみてみよう。
って思う事もあると思うんです。
多少は穏やかに対処出来るかも
知れないんです。
親子揃って路頭に迷う事なく、
選択肢や第2第3の
手段があるって事を予め知っておいたり、
原因についての実例やレクチャーが
もっとあっても良いのにな、
と思います。
今は娘と自分の事でいっぱいいっぱいなので、
状況を伝える事しか出来ませんが、
いつかうまく情報を共有する何か手段を
編み出せたらいいなと思いました。
また、これを市の担当の方や
学校の先生、コーディネーターさんや
スクールソーシャルワーカーさんなどが
見てくださっていたら、
当事者の思いが伝わったらいいな、
とも思いました。
今孤独な気持ちで苦しんでいる親子さん、
一緒に踏ん張りましょうね。
ご自分もお子さんも悪くない。
なるべく責めずに、
なるべくはち切れずに…
どうぞご自愛ください。
私達母子も仲間のひとりです。