先日、久しぶりに
娘と実家に
泊まりに行きました。

口も達者になり、
自己主張も益々激しく、
そんな娘を
初めてお風呂に入れてくれた母。

帰り際に娘に一言。
「ちゃんと母ちゃんの
    言う事を聞いて、
    怒られないように
    いい子でいるんだよ。」
と。

とっさに
「いい子でいなくていいからね。」
と反論してしまいました。

更に娘まで
「うん!」と即答(笑)


母の考える「いい子」って、
育てる側の言いなりになる事で、
まるで「自我を棄てなさい」と
言っている様で違和感がありました。

昔は「これがいい子なんだ」と、
自分を押さえ込んで、
それでもはみ出る自我に
苦しんだなぁと思い出しました(笑)

と、同時に、
「毎日怒ってばかりで、
    言う事聞いてもらえなくて
    イライラするけれど、
    だからって、
    黙って私に従って欲しいとは
    思ってないんだな。
    よしよし、これでいいんだ。」
と、自分と娘の関係が
実は健全だと
改めて気付かせて貰えました。


私は娘とは、
ガチンコで喧嘩します。
躾とか叱るとか、
そうそう感じではなく、
喧嘩(笑)

「母ちゃんは嫌なの!」
「待ってるの疲れたの!」
「早く出掛けたいの!」
と、気持ちをぶつけています。
まるで子供同士の喧嘩です(笑)

それでも娘に
「母ちゃん怖いよ~、優しくしてよ~」
と泣かれます。

泣き顔を見ると切なくなって、
気持ちがぶれてしまうこともあります。

娘が、私のご機嫌とりしているなぁと
感じる事もあります。


「どう言ったら理解してくれるだろう?」
「どう言ったら納得してくれるだろう?」

そう思いながらの
ぶつかり合いなら
大丈夫、
このまま頑張ろうと思えた
出来事でした。