みなさん、ごきげんよう🌿
※今回の投稿にもヘビさんが登場しますので、苦手な方はご注意ください😅
梅雨に入ったものの、さすが水不足の国讃岐、今年は空梅雨かと思われるくらい晴天が続いていたある日、
瀬戸内海の龍宮城、「槌ノ戸(つちのと)」の小槌神社の遙拝所へ行ってきました
前回は冬で海が荒れていましたが、
今回は爽やかな気候、波も穏やかです
中央に見えるおにぎり島「大槌島」と、(大崎山にかぶっていますが💦)左にある「小槌島」の間は「槌ノ戸瀬戸」と呼ばれる好漁場です
とくに「槌ノ戸瀬戸」は
志度寺縁起の「当願・暮当伝説」の当願龍が住み、小槌島の小槌神社にお祀りされているということになっており、
また、私が心惹かれる豊玉姫の故郷であるとも言われています
防波堤から遙拝所(画面中央あたり?)をながめたところ
浜で網の手入れをされていた漁師さんに遙拝所のお話を聞くことができました!
やはり垂水漁港から、五色台紅峰山の麓をまわって行くと、遙拝所があるそうです
今日は干潮の時間に来たので、岩場を行けるとこまで行ってみることにしました
わりと平坦なところも多く、歩きやすかったです
黒い岩のゾーンを過ぎると
花崗岩でしょうか、白っぽい岩のゾーンになりました
今回も、龍神様に御神酒をお供えしてご挨拶
右が「大槌島」、左が「小槌島」
どちらも"リュウゴンさん"(龍神様)がお祀りされていますが、ここの遙拝所は小槌神社のための場所です
岩に、人工的に空けられたであろう穴を発見!
祭祀の場所、という感じですね〜
季節的なこともありますが、またまた蛇さんに遭遇しました
人間はヘビの存在をすごく敏感に察知するらしいのですが、
最近、そんな感じでハッと気づくようになりました
この蛇さんはグーグルによると「ヤマカガシ」のようで、
水辺を好み、岩に水がしみ出た場所にいました
喉の奥に牙があり、近年になって強い毒性があることがわかったそうです
また、毒をまいて幻覚を見せることもあり、そのことが大蛇伝説につながるのではと言われています
ヤマタノオロチと結びつけられたり、強いヘビというイメージのようです
遙拝所を守っているのかもしれません
さて漁師さんのお話しでは、現在遙拝所で参拝する人はほとんどいないそうですが
「漁協組合の建物の中に、龍神さんもお祀りされていますよ」と教えてくださいました
注連柱がたっています
中には入れませんが、ガラス張りでよく見えます✨
きれいにお祀りされています
美しい〜😍
漁師さんたちの海の神様への真っ直ぐな信仰心が伝わってきます
左側が「龍王神社」、小槌島の龍神様
右側が「恵比寿彦命」
そして中央は
「フナダマさん」です!
"船玉" または "船霊" 様とも書き、漁民や船乗りの間で広く信仰されている、船を守る神様です
もともとは東北地方から伝わった信仰で、船を新しく造ると、木箱に入れた船玉様のご神体を船体に納めました
ご神体は女性の髪、男女一対の紙製の人形、銭、サイコロなどだそうです
五色台歴史民俗資料館に展示されているフナダマ様
海の神様は女神とされていますから、女の子向けのオモチャ箱のような感じでしょうか🤔
船玉様をお祀りしているのは初めて拝見したので、勉強になりました
今回は小潮でしたが、大潮の干潮時には歩いて遙拝所まで行けるそうなので、
夏休みにまた末っ子ちゃんとチャレンジしたいです
お読みいただき、ありがとうございます😊