まだ確定ではありませんが 竹富町が訪問税の導入を検討しているとのことです

目的は年間100万人(1日あたり約3300人).が入域する竹富町のインフラ等の維持管理・更新費用を賄うためとされています



考えてみれば単価10000円前後のツアーのある西表島を除いて相応の税収につながるほどのお金が町内に落ちているわけではありません
みんなサイクリングや散策やセルフマリンを楽しむばかりで夕方には石垣島の宿泊施設に帰っていきます
  夕飯(酒)は石垣島
  お土産も石垣島
  レンタカーも石垣島
  往復の船も石垣資本

特に日帰り観光が圧倒的に多い竹富島は島民のためのインフラにほぼタダ乗りされているに等しい状況です
これまでも竹富島に行く船に乗る前に入島券300円を買う仕組み(お願いベース)が有りました

実際のところ 入島料の支払い率は10%程度とのこと

これこそ船代に乗せて漏れなく徴収するべきでしたが当時船会社が断ったことから今につながったか?


今回の話は竹富島に限らず竹富町(竹富島・黒島・小浜島・西表島・由布島・新城島・波照間島・鳩間島・他無人島)への入域料を義務として徴収しようというもの

驚くのはその額 1人2000円



記事にあるように現段階で考えられている徴収方法は単純に船賃への上乗せらしいですが 竹富島への往復運賃が3700円とは有り得ない金額です

※ コロナ前は確か往復1000円前後だったはず


これではドル箱路線の竹富島航路も乗客が半減するでしょうし そうなれば期待される増収目標額も未達成となります


また 乗客の減少に伴って船便は減便するでしょうから竹富町に住む方々の利便性は大きく損なわれるようになるでしょう


八重山観光の社長がおっしゃるように Lose-lose=みんな敗者になってしまいます


なんとか妙案を考えだして欲しいものです




僭越ながら私からの提案

1. パスポートとして販売する

離島ターミナル近くにある竹富町新庁舎(またはターミナル内に町ブースを新設)で 町内滞在日数に応じた額を直接納税してもらい期限付きパスポートの形で「納税証明書」を発行する

往路復路共これを提示しないと乗船できない


メリット

・ 町内滞在日数(環境負荷)に応じた税額

・ 観光客にとって記念になる

・ 船会社の負担省力化

・ 長期滞在者からも応分額を徴収できる

・ 対象外者の選別も容易(定期として発行)


2. 沖縄振興予算配分の増額を要求する

竹富町の観光資源は石垣市を主とした沖縄県の観光振興につながっていることからインフラ整備目的として予算増額を要求

※ 沖縄振興予算は国から毎年3000億近く支給されている


メリット

・ 利用者負担を減額できる

    → 観光意欲の低下を防止できる


3. 石垣市に編入または合併する

地政的に竹富町が財政的に厳しいのであれば 石垣市に編入または合併し原資を共有する


メリット

・ 利用者負担を減額できる(でしょ)

・ 2 と合わせれは利用者負担ゼロ化も可?

    → 観光意欲の低下を防止できる

・ 行政規模のスリム化

・ 統合による新しい可能性の芽生え



デメリットはあえて書いてません

現時点での心配事や課題を挙げればきりがなく それらは解決すれば良いだけなので...


1,2,3の合わせ技なら効果絶大..かな?😄