ご無沙汰してます。前回の更新からかなり時間が経ってしまいましたが
経過報告と私の経験が少しでも誰かの役に立てればと思い更新いたします。
(長くなります)
結論から先に言うと、現在妊娠8ヶ月になりました。
前回書いたアメリカのクリニックでの最後の卵の移植も結局陰性に終わり撃沈する結果となりました。
最初にクリニックで相談した時は、歳も若いし大きな問題は見られないから採卵できた卵で妊娠できるはずだよ!と太鼓判を押されていただけに全ての移植がうまくいかなかった事に私も旦那さんも正直打ちのめされ、しばらくは気持ちをどう落ち着けたらいいのか出口が見えない霧の中にいるようでした。
将来が不安でピリピリし、お互い小さなことでイラつき(主に私か)、笑顔も少なくなりました。
でも陰性の結果を聞いた時から次に私のしたいことは決まっていました。
日本で単身不妊治療をする!
アメリカではもう金銭面で再挑戦できないとわかっていたので今の日本の助成金などを利用して日本で不妊治療をすると決めていました。でもいざ実行するとなると様々な困難がありました。
1)日本に犬を連れていくためにはかなりめんどくさい書類の提出と待ち時間があります。私にとって(皆さんにとっても同じだと思いますが)愛犬は自分の子供と同じなのでアメリカに置いていくと言う選択肢はなかったです。
2)グリーンカードを失わないために最大2年日本に滞在できるRe-entry Permit を取得する。こちらは2ヶ月くらいかなと予想してましたが1ヶ月とちょっとで取得することができました。取得理由はもちろん不妊治療を日本で受けるため、と書いて申請しました。
3)仕事を辞め引越しの準備をする。
などです。1と2は時間も必要としたのですぐに日本に帰国、と言う形が取れなかったのがかなりストレスでした。
それでもなんとかクリアし、2019年4月、無事日本に帰国しました。
アメリカにいる時から日本の不妊治療病院を検索し、どこに自分が行きたいかを決めていたのでメールでクリニックとやりとりを行い、帰国と同時に診察ができるように手配してもらっていました。なので旦那さんも一緒に帰国し、数週間でアパートの契約、引越しを行い、クリニックに通い始めることができました。(ちなみに実家からはかなり遠いクリニックなので実家から通うのは無理でした)
【帰国後】
帰国後もやることは山のようにありました。しかも旦那さんは日本語が全くわからないThe、アメリカンなので全ての手続きは私がやるしかない、忙しい日々の始まりです。
主な手続きとしては、、、
★国民保険への加入
★転入届の提出
★犬の転入届(アメリカで育った犬なので日本の犬としての登録が必要となります)
★アパートの契約
★職探し(アパート代くらいは自分の稼ぎから出せるように)
です。アパートの契約は日本での収入が無いので審査が通るかどうか微妙でしたがなんとかクリアしました。(でも契約自体すごくめんどくさかった。。。家賃を払わない人が多いので審査も厳しくなっていると聞きました。)
そしてクリニックへ:
日本のクリニックを最初に訪れた感想は、ブログで聞いてはいたけどすごく綺麗でハイテクで患者目線!!!
初日に私も旦那さんもアメリカで通っていたクリニックとの違いに驚きました。
そしてみんな小ぎれいな格好で来てるのね、、、ジャージにスニーカー、リュックサック背負っているのは私だけでした。。。
アメリカで1回採卵と5回の移植を行なっているので初日に今までどのような治療を行なってきたか、薬の種類、精子の検査結果、卵のグレードなど細かく聞かれ、それを踏まえてこのクリニックではどう言う治療ができるかの説明を受けました。
クリニックでは旦那さんの滞在できる期間の限度なども考慮してくれ、採精や病気の検査などできることを短期間で詰め込んでくれました。
私たち夫婦とクリニックの先生たちの両方が驚いたアメリカのクリニックと日本での違い:
(あくまでも私たちが通った2つのクリニックの違いになります)
☆アメリカは痛みを嫌うので採卵は全身麻酔だったこと
(日本では基本麻酔なしなので採卵で全身麻酔??とめちゃくちゃびっくりされました)
☆アメリカは採卵のためにこれでもか!と言うくらいガンガン薬を使う
(日本はなるべく体に負担がないように、と配慮されてると思います)
☆アメリカでは事前の抗体検査や子宮鏡の検査はせずにとりあえず採卵、移植してみよう!と準備体操せずに本番
(日本では検査に時間をかけてから移植に移るため私も子宮鏡をしてもらって初めてそこで自分が慢性子宮内膜炎だと言われました)
☆アメリカではどちらかと言えば初期胚での移植が好まれたが日本では胚盤胞が基本
☆移植の方法
(下に詳しく記載します)
よくよく考えてみるとアメリカのクリニックはとにかく医者が儲かるように考えられたプランだった気がします。薬出してなんぼ、お休み期間も設けず、はい次はこれ!とどんどん進んでいく感じです。
日本ではまずはいろんな検査を行い、原因を追求し、それから患者に負担がないように治療していくと患者ファーストな印象です。
そして子宮鏡検査!移植前に慢性子宮内膜炎だからこれを先に治療しましょう!と言われ始めはショックだったものの、自分の悪いところがわかっただけでも嬉しかったです。手術が必要か?と心配しましたが飲み薬で大丈夫と言われたので処方された薬を飲んだところ1ヶ月後の検査でこれなら移植できますよ!と言っていただきました。
最後に、私にとって最大の違いだと思ったのが移植の方法です。
上に書いた通り、アメリカでは5回移植を行いました。グレードもすごくいい、なかなかいい、の高評価の卵ばかりでした。それでも妊娠しなかった。移植自体もスムーズに行われたし本当に何が悪いのかわからなかった。治療費と自己注射の回数ばかりが増えていき、原因は解明されず毎回運が悪かっただけだよ、と言われる日々、、
日本で採卵をした時はグレードのいい卵は数個と少ないもののいくつか卵は取れました。
そして移植の日、アメリカでの治療に最大の不信感を抱くことがありました。
子宮鏡検査の時から言われていたのが私の子宮経管?だったかな(名前忘れた)、の屈曲がキツく、なかなか移植のカテーテルが通らない、と。子宮鏡の時は2人の先生がトライするも両方の先生とも苦戦してました。移植の時は院長先生にやってもらいましたが同じことを言われ、結局通らないので(めちゃくちゃ痛かった。。。)Towako法と言う直接針を刺して卵を移植すると言う方法に急遽切り替わりました。
前日の検査ではアメリカでの5回の移植がスムーズだったんなら今回の移植もスムーズなはずだから心配いらないよ、と言われてましたがクリニックでも月に1人か2人しかいないと言われるTowako法になるなんて思ってもみなかった。
え、、、こんなにカテーテルが通りにくい体なら今までのアメリカでの移植って、、、卵どこに移植してたん???
アメリカ、日本の違いとは言い切れず、ただただ私にアメリカで通ったクリニックが自分に合ってなかっただけだとは思います。
アメリカにもいい病院はたくさんあるし、私が通ったところで妊娠できた人もいます。
でも日本で5月半ばからこの日本のクリニックに通って8月の半ばに陽性判定をいただき今に至っています。
セカンドオピニオンと言うか別のお医者さんに診てもらうことも大事だなと痛感しました。
日本では旦那さんと離れて生活し、採卵、移植、全て一人でしたが思い切ってやってみて良かったです。
(助成金のシステムも本当にありがたい)
安定期に入った現在はアメリカに戻っていて、この春こっちで出産するつもりです。
不妊治療のブログでいきなり妊娠報告をするのはどうなんだろうと気が引けました。
自分が不妊でクリニックに通っている時は妊娠判定の記事を見るのも辛かった。
自分のことが惨めでおめでとう、なんて言えなかった。
でも私の経験が誰かのこれからの役に立てれば、と思い書くことに決めました。ご気分害された方がいらっしゃったら本当にごめんなさい。
私も他の方のブログにお世話になりました。ありがとうございました。
不妊治療は一旦終わりになりましたのでブログはこれで終わりにしたいと思います。
まだまだ出産まで不安な日々ですが日々穏やかに過ごしていきたいと思っています。
今不妊治療で苦しんでいる方に少しでも早く幸せが訪れますよう心より願っています。