こんにちは❗
胚培養士のH.Tです。
今回は先日開催されたESHRE(欧州生殖医学会)で発表した内容について報告します👨🎓
今回、私は“Three-year follow-up of babies born derived from mono-pronuclear zygotes”というタイトルで発表しました。
内容は、受精卵の中には通常2つの核が存在しますが(2PN胚)、稀に1つの核しか見られない胚(1PN胚)も存在します。
私たちはこれまでに、これらの胚の中にも正常な胚が存在することを、動物胚やヒト胚で明らかにしてきました。
今回はこれら1PN胚から産まれた児の出生時体重、また3歳までの身体発育調査を行いました。
結果として2PN胚から産まれた児と比較して、差がないことを明らかになりました。
これによって1PN胚の臨床的な有用性を再確認することができたと考えています。
今後は遺伝的な解析を行うことで、更なる安全性の担保ができるようにしたいと考えています。
今回はポスター発表でしたので、私の発表を見ている人はいるのかと不安になりましたが、たまたまポスター会場の前を通った時に、私のポスターを見ている方がおられ嬉しかったです!
今回の参加で得られた知見や経験を今後の業務につなげられるように頑張りたいと思います。
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